『アンドロイド:ネットランナー』最後の拡張「Reign and Reverie」裁定の訳-コーポ編
はじめに
- 最後の拡張のUFAQ(非公式FAQ)の翻訳と、それにまつわる個人的な解説です。コーポのカードから。ランナーについては下記参照。
- 見出しタグ部分に質問を、本文にそれへの回答を、それぞれ訳します。
- 引用タグ部分にカードの詳細を訳します。
- 箇条書きタグで裁定についての解説や与太話を付記します。
- いかなる組織、団体、企業とも関係はありません。
removeanddiscard.hatenablog.com
情報源
コーポ
Sportsmetal: Go Big or Go Home (スポーツメタル:やるならとことん)
ID:子会社
計画書が得点されるか盗まれるたび、 2 を得るか、カードを 2 枚引く。
最小デッキ枚数: 45 / 影響値上限: 15
HB
R&Dへのアクセスのさなかにランナーが計画書を盗んで、コーポが《Sportsmetal》でカードを引いたらどうなりますか?
ランナーはまだアクセスしていないR&Dの一番上のカードからアクセスを続けます。ランナーのアクセス済みカードを《Sportsmetal》が全て引いたなら、新たにR&Dの一番上となったカードが次にアクセスするカードです。《Sportsmetal》が2枚のアクセス済みカードを引いても、まだアクセス済みカードが残っているのなら、ランナーは最後にアクセスした位置からのアクセスを通常どおり続けます。
- 裁定が変わりました。ちょっと前まではこうでした。
ランナーは、新たにR&Dの一番上になったカードからアクセスを続けます。カードの効果がR&Dの内容を変化させたらいつでも、たとえ新たなR&Dの一番上がさっきアクセスしたものであっても、これは発生します。
If the contents/order of r&d change mid access, continue accessing from the new top
— NISEI Rules Team (@NISEI_Rules) 2018年7月30日
- 「カードの効果がR&Dの内容を変化させたら」では、《インプ/Imp》でR&Dのカードをトラッシュしたり、R&Dから抜き取った計画書を《Film Critic》の上に搭載した場合も該当してしまうので、旧ルールは改定されるとのことでした。
- けっきょくこのルールそのものがなかったことになったようです。《細菌プログラミング/Bacterial Programming》はどうなるんでしょう?
Hyperloop Extension(ハイパーループ拡張)
計画書:拡張
Hyperloop Extension が得点されたか盗まれた時、コーポは 3 を得る。
アドバンス要求: 3 / 計画ポイント: 1
HB
Meridian(メリディアン)
コスト: 3
アイス:バリアランナーが Meridian を -1 計画ポイントの計画書として自分の得点エリアに加えないかぎり、コーポは 4 を得てランの終了。
強度: 4
HB: 3
ランナーが《Meridian》を-1ポイントの計画書として受け取っても、コーポは4を得られますか?
いいえ。
《Sub Boost》を搭載した《Meridian》を-1ポイントの計画書として自分の得点エリアに加えたランナーのランは終了しますか?
いいえ。《Meridian》が一度アンインストールされたら、搭載されているすべてのカードとカウンターはトラッシュされ、エンカウントは終了し、ランナーは《Meridian》の占めていた位置を通過します。
コーポが《Wormhole》で《Meridian》のサブルーチンを解決したら、どうなりますか?
通常どおり解決されます。ランの終了およびコーポが4得ることを拒否することで、ランナーは自分の得点エリアに《Meridian》を加えることができます。
《ロキ/Loki》で《Meridian》のサブルーチンをコピーしたらどうなりますか?
《ロキ》は《Meridian》のサブルーチンに書かれているテキストを正確にコピーします。これにより、《Meridian》の自己参照語は破壊されます。ランナーは《Meridian》あるいは《ロキ》を自分の得点エリアに加えられないことから、サブルーチンはランの終了およびコーポが4得ることを強制します。
- サブルーチンは勘で訳したらたまたま合っていたんですが、かなり曖昧です。まず原文にあたりましょう。
Gain 4 and end the run unless the Runner adds Meridian to his or her score area as an agenda worth -1 agenda point.
- 二通りに読めます。
- これを-1点の計画書としてランナーが受け取らない限り、「コーポは4得てランの終了。」
- コーポは4得る。そして、これを-1点の計画書としてランナーが受け取らない限り、ランの終了。
- 前者が正解とのこと。
- 《ロキ》の自己参照のルールは難解です。他のアイスからサブルーチンをコピーする能力を持ちますが、コピーしたサブルーチンの中に自己参照語(そのカードの名前)があれば、その部分は解決しないというのです。
- 例えば《セル・ポータル/Cell Portal》。「ランナーは攻撃中のサーバーの最外殻のアイスにアプローチする。セル・ポータルをデレゾする。」をコピーした《ロキ》は、「セル・ポータルをデレゾする。」は解決できないというのです。これにより、《ロキ》や《セル・ポータル》をデレゾするデメリットなしで、ランナーを移動させることだけが可能になります。
- このことから、これまでは「《ロキ》は解決できない文だけを無視する」という解釈だったのですが、今回の裁定で、「コンマやピリオドは関係なく、割と恣意的にコピーする」ということになりました。それでも、unlessの片側を選択できないという裁定はわりと無茶ではないかと驚いています。
- 例えば《セル・ポータル/Cell Portal》。「ランナーは攻撃中のサーバーの最外殻のアイスにアプローチする。セル・ポータルをデレゾする。」をコピーした《ロキ》は、「セル・ポータルをデレゾする。」は解決できないというのです。これにより、《ロキ》や《セル・ポータル》をデレゾするデメリットなしで、ランナーを移動させることだけが可能になります。
- 《Sub Boost》任務。「Sub Boostをレゾ状態のアイスの上に『ホストのアイスはバリアと、”ランの終了。”を他の全てのサブルーチンの後に得る。』のテキストつき条件カウンターとして搭載してインストールする。」
- 《Wormhole》アイス。「他のレゾ状態のアイスのサブルーチンを1つ解決する。」
Divert Power(力の転換)
コスト: 2
任務任意の数のカードをデレゾする。これにより君がデレゾしたカード 1 枚につきレゾコストを 3 下げて、カードを 1 枚レゾしてよい。
HB: 1
《Divert Power》をプレイして、どのカードもレゾもデレゾもしないということはできますか?
はい。《Divert Power》をプレイするにはゲーム状況を変化させる可能性がなければいけません(1つはデレゾ可能なレゾ状態のカードがあるとか、1つはレゾ可能な非レゾ状態のカードがあるとか)が、任務が実際に解決されたとき、《Divert Power》の効果は可変であることから、コーポは何かをしなければいけないということにはなりません。
- 「任意の数/any number」は常にゼロを含みます。第1の能力を使って、カードを1枚もデレゾしないことが許されます。
- 第2の能力は「してよい」なので、しないことが許されます。
- ですから、このカードをプレイしても何もしなくていいのです。ただし、インストール状態のコーポのカードが1枚もない場合はゲーム状況が変化する可能性がないため、《Divert Power》をプレイすることができないとのこと。最後の拡張まで「ゲーム状況が変化する可能性がないことはできない」のルールのよくわからなさに苦しめられます。
- 実際には、わざわざ任務をプレイして何もしないということはそうないでしょうから、気にしないでいいでしょう。「キャンペーンをデレゾするだけ」や「コストを踏み倒さず、ネクストのアイスをレゾするだけ」などは有効な戦法だと思うので、それはどんどんやっていきましょう。
Fast Break(速攻)
コスト: 4
任務X を得る。 X 枚までカードを引く。合計 X 枚までのカードを 1 つの遠隔サーバーの中やそれを守る位置にインストールする(全てのインストールコストは払う)。 X はランナーの得点エリアにある計画書の数である。
HB: 3
《Fast Break》のプレイ時、コーポはX枚のカードを引き切るか、好きなところで止めていいか、どちらですか?インストールについては?
コーポはこれから何枚のカードを引くか決めなければならず(0からXまでの任意の数)、その後その枚数だけカードを引きます。引いたカードを見ることはできず、それを手がかりに引くのをいつやめるか決めることもできません。インストールについても同じです。最初にコーポはこれから何枚のカードをインストールするか決め、そして1枚ずつその枚数のカードをインストールします。
- draw up to X cards. ときたら、引く前にこれから何枚引くか宣言しなきゃいけないんですね。
- 宣言した枚数だけカードを引いたあと、その引いたカードを見て何枚インストールするか決めるのか、それとも何枚引いて何枚インストールするかを最初に全て宣言するのか、いまいちはっきりしません。
- あまり関係ないかもしれませんが、4つのモード(箇条書きの選択肢)を持ちそのうち2つを任意の順で解決できる《Deuces Wild》は、最初に解決するモードを決めてそれを解決したあと、結果を見てから次に解決するモードを選ぶ方式です。
Giordano Memorial Field(ジョルダーノ記念球場)
コスト: 3
強化:施設このサーバーへの成功したランがあるたび、ランナーの得点エリアにある計画書 1 つにつき 2 をそのランナーが支払わないかぎり、ランの終了。
: 3
HB: 2
《Giordano Memorial Field》がランを終了したら、そのランは成功、失敗、どちらと見なされますか?
いったんランが成功を宣言されたあとは、失敗したことにできません。
Twitter裁定:ランナーの得点エリアに何枚の計画書があるかに関わらず、ランナーのクレジットプールに1しかないのであれば、その1を《Giordano Memorial Field》に支払うことでそのランナーはランの終了を拒否できますか?《ムリンジ/Mlinzi》の裁定によれば「X unless Y(Yしない限りX)」と書かれているなら、完全に解決できなくともYを選択してXを回避できると読めますが。
(無回答)
@ANR_RulesWiki I'm interested about the new "unless" rulings.
— Fobby (@RemoveNDiscard) 2018年8月3日
1. If the Runner only have a 1c, can they choose to pay 1c to prevent trashing Guru himself?
2. If the Runner prevent trashing a card and damage from Fairchild's 3rd & 4th subroutine, can they avoid ending the run?
けっこう難しいことになったんです…「これはBoggsさんのたった一つの矛盾してる裁定」と「NISEIのルール更新になると直すつもりだけど、今のところはこんな風に」と言ってくれました。 pic.twitter.com/BOMOd0TsB7
— ビーブラム (@bblum4649) 2018年8月11日
今の段階で私が言える適切な答えは…うーん、わかりません。こんな感じではないかと推測します。
「"X unless Y"が節に用いられている時、プレイヤーはXの能力解決を回避するために、Yの"unless"効果を完全に解決する必要があります。"unless"節がそのプレイヤーの山札に関わる場合、ゲーム状況の変化が記録されうる限り、"unless"効果のために望む量のYを解決することが可能です。」
最終的にどんなルールになるかはハッキリしません。これは《ロキ》と《ムリンジ》が、《Fairchild》と異なっているという事実にもとづいて、大急ぎでまとめたものです。
「では基本的に『スタック/R&Dのカードとそれ以外では異なる』ということですか?」
はい。修正するのが楽しみです。
Saraswati Mnemonics: Endless Exploration(サラスヴァティ・ニーモニック:終わりなき探求)
ID:部署
, 1:HQ からカード 1 枚を遠隔サーバー内にインストールし、その上にアドバンストークンを 1 つ置く。次の君のターンが開始するまで、そのカードは得点やレゾができない。
最小デッキ枚数: 45 / 影響値上限: 15
ジンテキ
《Saraswati Mnemonics》でカードをインストールしたあと、最速ではいつそのカードをレゾしたり得点したりできますか?
《Saraswati Mnemonics》の制限が解除されるのはコーポのターンのステップ1.4です。コーポが最初にカードのレゾや得点の機会を得るのはアクション実行前のステップ2.1です。
Otoroshi(おとろし)
コスト: 2
アイス:セントリーサーバー内にインストールされているカード 1 枚の上に、アドバンストークンを 3 つまで置いてよい。そうした場合、ランナーが 3 を支払わないかぎり、そのランナーはそのカードにアクセスする。
強度: 5
ジンテキ: 2
カードにアドバンストークンを0個置いても、ランナーに3を支払わない限りそれにアクセスさせるということはできますか?
はい。
- 「X個まで/up to X」は常に0を選べますが、0を選び実際は何もしなかったとしても「そうした場合/if you do」を満たせるんですね。
- 最後の拡張でも発見というか、そういうルールだったのという驚きがある…。
Thimblerig(ティンブリーグ…どのカップにボールが入っているかを当てるゲーム)
コスト: 2
アイス:コードゲート君のターン開始時か、ランナーが Thimblerig を通過するたび、 Thimblerig を他のインストール状態のアイスと入れ替えてよい。
ランの終了。強度: 0
ジンテキ: 1
ランナーが《Thimblerig》を通過後、《インバーシフィケイター/Inversificator》を使って他のアイスと交換しても、コーポはその《Thimblerig》を他のアイスと交換できますか?
いいえ。《Thimblerig》が他のアイスと交換され新たな位置に行ったら、ランナーはもうそれを通過していないので、《Thimblerig》の解決時にその発動条件が満たされることがありません。
ランナーがあるアイスを通過後、《インバーシフィケイター》を使い《Thimblerig》を持ってきてそのアイスと交換したら、コーポは《Thimblerig》を他のアイスと交換できますか?
いいえ。通過が発生した時、《Thimblerig》はランナーが通過した位置にあるアイスではありません。
ランナーが《Thimblerig》を通過したら、コーポはそれを《カクゴ/Kakugo》と交換しました。ランナーは1ネットダメージを受けますか?
いいえ。《カクゴ》は発動条件が満たされたときに通過された位置にあるアイスではありません。
ランナーが《コード複製システム/Code Replicator》を守っている《Thimblerig》を通過して、コーポが先に《コード複製システム》を使用したらどうなりますか?また、《Thimblerig》を先に使ったらどうなりますか?
それぞれの能力を使うことは、お互いの能力を発動条件を無効化するため、2つめの能力は解決に失敗します。コーポが《コード複製システム》を使ってランナーに《Thimblerig》へアプローチさせれば、ランナーは《Thimblerig》を通過していません。コーポが《Thimblerig》を使って他のアイスと交換すれば、《Thimblerig》は通過されたアイスではなくなります。
- 通過時にアイスの交換が発生したら、ランナーはそのアイスは通過しなかったことになり、また交換されてきたアイスを通過したことにもならないって感じでしょうか。
- 「kakugo inversificator」で検索すると、《カクゴ》を《インバーシフィケイター》で動かしてもランナーはネットダメージを受けるみたいなRedditのスレッドが出てきますが、現在の裁定では覆ったということになります。
- 《カクゴ》も《Thimblerig》も「When the Runner passes This ice」で発動なので、《Thimblerig》が発動できなくなるなら《カクゴ》も発動できません。
Hangeki(はんげき)
コスト: 0
任務:報復 - 触法ランナーが直前のターンにコーポのカードをトラッシュしていた場合にのみプレイする。
インストール状態のコーポのカードを 1 つ選ぶ。ランナーはそのカードにアクセスしてよい。そのランナーがそうした場合、 Hangeki をトラッシュする代わりにゲームから取り除く。そうでない場合、 Hangeki を -1 計画ポイントの計画書としてランナーの得点エリアに加える。
ジンテキ: 2
インストール状態のアイスを《Hangeki》で選べますか?
はい。
では、コーポが《アークエンジェル/Archangel》を《Hangeki》で選んで-1点の計画書として受け取らないと、それにエンカウントしますか?
そのとおりです。
インストール状態のアイスにアクセスしたら、《インプ/Imp》でトラッシュしたり《アイネアスの密告者/Aeneas Informant》で公開したりできますか?
はい。インストール状態のアイスへのアクセスは、一般的なインストール状態のカードへのアクセスへと同様に扱われます。
- 非レゾ状態の普通のアイスを、まるで《アークエンジェル》のようなアクセス時にエンカウントの発生するアイスであるかのように偽り、「アクセスさせるぞ!」と脅しても、それに屈さなかったランナーが《Hangeki》を-1点の計画書として受け取らないなら、そのアイスにアクセスされて表側を見られちゃうんですね。アクセスフェイズは発生するので《アウマクア/Aumakua》にカウンターも載ってしまう。
Daruma (だるま)
コスト: 1
強化ランナーがこのサーバーにアプローチした時、 Daruma をトラッシュしてよい。そうした場合、このサーバー内にインストールされているカード 1 枚を、任意のサーバー内にインストールされている他のカード 1 枚か、もしくは HQ にある計画書か資財か強化のうちの 1 枚と入れ替えてよい。
: 2
ジンテキ: 3
中央サーバーのルートにインストールされている《Daruma》をコーポは使用できますか?
いいえ。《Daruma》がトラッシュされたら、同一のサーバー内のカードを交換として送り出します。中央サーバーの中にインストールされているカードはなく、コーポの手札/山札/捨て札にあるのは非アクティブカードのみで、カードはルートの中にインストールされます。
遠隔サーバーの中の《Daruma》を中央サーバーのルートにあるカードと交換するのはどうですか?
いいえ。前述と同じ理由です。《Daruma》のあったサーバーに交換として持ち込まれるカードもまたサーバーの「中にインストールされている」必要があります。
コーポが《Daruma》で交換してHQ内に持ち込まれたカードが、トークンや他のカードを搭載していたなら、搭載されていたそれらの物件はどうなりますか?
ホストはアンインストールされたものとなり、それらすべてはただちに、妨害できないトラッシュを受けます。
コーポが《Daruma》で他のインストール状態のカードと交換したカードが、トークンや他のカードを搭載していたなら、搭載されていたそれらの物件はどうなりますか?
ホストはアンインストールされなかったものとして搭載関係を維持されたまま、通常どおり場の新しい位置に移動します。
《Daruma》のサーバー内にすでに資財や計画書がある場合に、強化を送り出して、HQや他のサーバーの資財や計画書と交換できますか?2つ目の領域を持ち込むのはどうですか?
いいえ。適用可能なすべてのカード能力やルールに従う必要があります。
- ここまで反復されるとさすがに中央サーバーのルートは中央サーバーではないということがわかってきます。
- 発動が簡単なだけにあまり非常識なことはできないよう注意が払われています。《Off the Grid》をHQのルートに持ち込むみたいなことはできません。
Acme Consulting: The Truth You Need(アクメ・コンサルティング:あなたに必要な真実)
ID:支社
サーバーを守っている最外殻のアイスにエンカウント中のランナーは追加のタグを 1 つ所有しているものと見なされる(0 タグ所有の場合でも)。
最小デッキ枚数: 45 / 影響値上限: 15
NBN
追加のタグは取り除けますか?
いいえ。ランナーは最外殻のアイスにエンカウント中に追加のタグを、たとえ0タグ所有時でも1つ所有しているものと見なされますが、このタグは取り除くような、扱うためものとしては存在していません。
- 所有していると見なされる追加の悪名は取り除けないという裁定は《Corporate Scandal》(追加の悪名を付与する現状/current)にあり、悪名とタグは違いますが、それと同じ理屈で説明されています。
Peeping Tom(ピーピング・トム)
コスト: 4
アイス:コードゲートランナーが Peeping Tom にエンカウントした時、カードタイプを指定し、グリップのカードを全て公開する。指定されたタイプを持つ公開されたカード 1 枚につき Peeping Tom は「ランナーがタグを 1 つ受けない限り、ランの終了。」を 1 つ得る。
強度: 4
NBN: 3
《Peeping Tom》の能力のサブルーチンはいつまで得ていられますか?
デザイナーズノート:厳密にいえば《Peeping Tom》というアイスはゲーム終了までサブルーチンを得ていますが、このカードは「指定されたタイプを持つ公開されたカード1枚につき、このランの残りの間/... has the named type for the remainder of this run.」と読まなければならないものとして扱います。このカードは次回の公式FAQでエラッタされます。
- 《SYNC BRE》みたいなミス。
- FAQの更新、まだあるんですね。
Eavesdrop(盗聴)
コスト: 1
任務:触法 - 条件Eavesdrop を「ランナーがホストのアイスにエンカウントするたび、トレース3 - 成功した場合、ランナーにタグを 1 つ与える。」のテキストを持ちアイスの上に搭載されている条件カウンターとしてインストールする。
NBN 2
《Hunting Grounds》でトレースを妨害できますか?
いいえ。《Hunting Grounds》はアイスの「エンカウント時」の能力を妨害するもので、《Eavesdrop》のトレースはアイスの上の条件カウンターからくるものです。
- 《アークエンジェル》にこれを何枚も搭載してから《Hangeki》でアクセスとエンカウントを強要するのはちょっとおもしろいのでは。
The Outfit: Family Owned and Operated(ジ・アウトフィット:家族経営)
ID:子会社
1 つ以上の悪名を受けるたび、 3 を得る。
最小デッキ枚数: 45 / 影響値上限: 15
ウェイランド
《バレンシア・エステヴェス/Valencia Estevez》を相手にしたコーポは8と悪名1つでゲームを開始しますか?
いいえ。《バレンシア・エステヴェス》の悪名をコーポが「受ける/take」ことはなく、コーポは単に悪名1つとともにゲームを開始するだけです。
Twitter裁定:《従業員のストライキ/Employee Strike》がプレイされているさなかに《敵対的買収/Hostile Takeover》を得点しました。コーポは追加で3を得られますか?
はい!
Yep!
— Project ANCUR (@ANR_RulesWiki) 2018年8月15日
Fomicary(フォーミキャリー…アリ塚)
コスト: 2
アイス:セントリー - 対人ランナーがいずれかのサーバーにアプローチした時、 Fomicary をレゾしてよい。そうした場合、それをそのサーバーの最内殻の位置に移動する。ランナーはそれにエンカウントしている状態になる。
ランナーが 2 ネットダメージを受けない限り、ランの終了。強度: 2
ウェイランド: 2
一度のランごとに複数の《Fomicary》をレゾして動かせますか?
はい。《Fomicary》との強制エンカウントは残りの《Fomicary》の発動を打ち消しますが、それに伴ってランナーの《Fomicary》通過とサーバーへの二度目のアプローチが発生します。2つ目の《Fomicary》を使用できた時点で、同様に3つ目の《Fomicary》を使用できます。
《ムティ・ムウェクンドゥ/Mti Mwekundu》とはどのように作用しますか?
前述と同様、《ムティ・ムウェクンドゥ》か《Fomicary》のいずれかの解決で、ランナーはサーバーにアプローチしていない状態になるため、残った能力を解決できなくなります。しかし、これでエンカウントしたアイスを通過したら、ランナーはふたたびサーバーにアプローチし、残った能力も発動条件が満たされます。
- 《カプリース・ニセイ》がローテ落ちしていなかったら大変なことになっていましたね。
- まあウェイランドには《K. P. Lynn》がいますし、《Divert Power》で《Fomicary》をぜんぶデレゾするのも面白い?
- 《K. P. Lynn》強化。「このサーバーのアイスをランナーが全て通過するたび、そのランナーはタグを1つ受けるかランの終了かをしなければならない。」
Building Blocks(構成単位)
コスト: 5
任務HQ のバリアを 1 つ公開する。全てのコストを無視して「それをインストールしてレゾ」する。
ウェイランド: 4
《Building Blocks》でそのターン最初のコーポのインストールが発生したら、《419》は発動しますか?
はい、ですがバリアのインストールとレゾは同時に行われます。これは、開示されるものとして不適格なアイスということを意味します。そのバリアは開示できないので、コーポは1の支払いを拒否でき、《419》の能力は何もしません。
- ってことは《修復/restore》でインストールしたカードも開示できないんですね。
- コーポが《419》へのクレジット支払いを拒否できるということは、(《Tapwrm》や《Beth Kilrain-Chang》対策のために)支払ってもいいということを意味します。そういう状況でランナーが《419》を発動させるかどうかはともかく。
- たとえば、《都市労働計画/City Works Project》のような公共/publicの計画書は開示されることがありませんが、にも関わらず、コーポがそれをインストールしたときにランナーが《419》を発動させることもできますし、コーポがクレジットを支払うこともできます。
◆Lady Liberty(レディ・リバティ)
コスト:5
資財:領域 - 豪勢君のターン開始時、 Lady Liberty にパワーカウンターを 1 つ置く。
:搭載されているパワーカウンターの数とちょうど等しい計画ポイントを持つHQの計画書1つを、君の得点エリアに加える。
各サーバーの領域は1つまで。
デッキに1枚制限。: 4
中立: 0
どう機能しますか?計画書の計画ポイントを変更できますか?
"worth agenda points equal to the exact number of hosted power counters(搭載されているパワーカウンターの数にちょうど等しい計画ポイントを持つ)"というフレーズは、"an agenda.(計画書1つ)"のみを指します。《◆Lady Liberty》はそれに搭載されているパワーカウンターの数に等しいだけの計画ポイントをHQ内ですでに持っている計画書に対してのみ使用できます。この能力は「as(として)」を使用する変換効果ではないので、計画書の計画ポイントを変更することはできません。
- 原文は"Add an agenda from HQ to your score area worth agenda points equal to the exact number of hosted power counters."
- コーポのカードとしては珍しい「コーポの得点エリアに計画書を『加える』」カード。
終わりに
unless節の処理が「わからない」まま最後の拡張のUFAQが終わるのはびっくり。unless節から選んだダメージやトラッシュを妨害していいのかどうかもはっきりしないですね。ナンバリングFairchildと無印Fairchildで書き方が違うので、最後のFairchildたる無印が採用しているunlessは妨害しちゃいけないようにも見えますが、わかんないですね。
《◆Lady Liberty》は資財の領域という唯一のカードで、これが問題を引き起こします。
《Panchatantra》というプログラムがあります。「1ターンに1度、アイスにエンカウントした時、セントリーでもコードゲートでもバリアでもないサブタイプを1つ選んでそのアイスに得させてよい。」というものです。サブタイプは自由に考えることができます。では、1つのサーバーを守っているアイスや中のカードに領域を合計2つ以上得させたらどうなるのか?という問題が生じました。
その時は、基本セットのルールブックには「領域のサブタイプを持つ強化は1つのサーバーに1つまでしかインストールできない」としか書かれていないので、要するに領域のアイスがいくつあっても無意味という解釈だったんです。しかし、《◆Lady Liberty》は資財の領域なので、もしまだ強化の領域しか意味がないというルールが生きているなら、資財の領域と強化の領域が1つのサーバーに同居していても問題ないはずです。
いったいどうやって整合性をもたせるんだろうと思っていたんですが、スルーされましたね…。
これでFFGのカードの裁定についてはおしまいですが、まだまだ裁定は変わります。NISEIも裁定を変えますし、NISEI産のカードの裁定もあります。
『アンドロイド:ネットランナー』最後の拡張「Reign and Reverie」裁定の訳-ランナー編
はじめに
- 最後の拡張のUFAQ(非公式FAQ)の翻訳と、それにまつわる個人的な解説です。ランナーのカードから。コーポについては下記。
- 《インバーシフィケイター/Inversificator》について追加のFAQが出たので、それもここに記します(ただ、既存の裁定で解決可能)。
- 見出しタグ部分に質問を、本文にそれへの回答を、それぞれ訳します。
- 引用タグ部分にカードの詳細を訳します。
- 箇条書きタグで裁定についての解説や与太話を付記します。
- いかなる組織、団体、企業とも関係はありません。
removeanddiscard.hatenablog.com
情報源
追加の裁定/裁定の更新
《インバーシフィケイター/Inversificator》
コスト: 6
: 1
プログラム:アイスブレイカー-デコーダー各ターン、全てのサブルーチンをインバーシフィケイターでブレイクしたアイスを最初に通過した時、そのアイスを他のアイスと交換してよい。
1:コードゲートのサブルーチンを1つブレイクする。
1:強度+1。強度:2
シェイパー: 3
遠隔サーバーに《Prey》でランを行い、そして《インバーシフィケイター》でサブルーチンを全てブレイクした《チューリング/Turing》を、R&Dを守っていた別のアイスと交換したなら、ランナーはその《チューリング》のトラッシュのためにカードを何枚トラッシュする必要がありますか?
《チューリング》を《インバーシフィケイター》で交換したあとには、ランナーはもう《チューリング》を通過していません。結果として《Prey》の発動条件は無効となり発動に失敗します。
- 《チューリング》アイス。強度2。「チューリングは遠隔サーバーを守っている間、強度+3を持つ。」Breaker Bay
- 《Prey》イベント。「ランを行う。このランの間に1度、アイスを通過した時、そのアイスの強度に等しい数の君のインストール済みカードをトラッシュしてよい。そうした場合、そのアイスをトラッシュする。」Data and Destiny
- アイスの通過時、アイスの強度が変化したなら、どの時点の強度を参照するかという質問です。質問にあがっている例に沿ってに答えるなら、「そもそも通過していないことになるので、トラッシュできません」という答えになります。
- 通過時にアイスが交換されたりアンインストールされたら、そのアイスは通過されなかったことになるというのは、《Mumbad City Grid》で出た裁定です。
- なお、《インバーシフィケイター》と《Prey》は同時に発動するので(どちらも「アイスを通過した時」)、いずれの能力を先に発動させるかはランナーの任意です。《Prey》を先に解決することを選び、《チューリング》の現在の強度に等しい数のインストール済みカードをトラッシュすることで、ランナーは《チューリング》をトラッシュすることができます。
- この場合は、アンインストールされた《チューリング》はもはや通過されていないので、《インバーシフィケイター》の交換能力は無効になります。さらに、《インバーシフィケイター》はすでにそのターンの1度目の「アイスの全てのサブルーチンをブレイクしての通過」を経ているため、このターン中、以降のアイスに交換能力を作用させることはできません。
アナーク
Divide and Conquer(分割統治)
コスト: 3
イベント:ランアーカイブにランを行う。成功した場合、アーカイブへのアクセス後、 HQ のカード 1 枚にアクセスし、そして R&D の一番上のカードにアクセスする。
アナーク: 4
R&DやHQのルートにインストールされている強化にアクセスできますか?
いいえ。
《Divide and Conquer》でのラン中に《The Turning Wheel》を使用したら?
《The Turning Wheel》を使用するたびランナーはR&DとHQのどちらで追加のカードにアクセスを望むか選択しなければならないことから、《Divide and Conquer》でのアクセスに対しては、1度の《The Turning Wheel》の使用につき各サーバーのカード群へのアクセスを1度のみ追加できます。
《ブラック・ハット/Black Hat》のトレース失敗の後、《Divide and Conquer》を使うとどうなりますか?
ランナーはR&DとHQでそれぞれ2枚ずつ、追加のカードにアクセスします。自身のトレースが失敗したなら、《ブラック・ハット》はR&DかHQのカード群へのアクセスのたびに発動する遊離条件節能力を設置します。
アーカイブへのアクセスを他の効果に置換した場合でも(《ハデスの欠片/Hades Shard》のインストールなど)、ランナーはHQとR&Dにアクセスできますか?
いいえ。
インストール済みの《アウマクア/Aumakua》はこれで何回発動しますか?
最高で3回までです。各サーバーごとに1回、計画書を盗んでいないなら。
- FFGは「『中央サーバーのルート』は中央サーバーではない」というルールが好きです。
- このカードも、中央サーバーにアクセスする能力なので、その中央サーバーのルートにインストールされた強化にアクセスすることはできません。各サーバーへの追加アクセスが発動した場合も(《エクサー/eXer》や《HQインターフェース/HQ Interface》など)、その増えたアクセスをルートへのアクセスに回すことはできません。
- このルールは直感に反すると言われているところを何度も見てきましたが、どこ吹く風。むしろ、このルールを応用したカードがどんどん増えていく一方です。
- このカードも、中央サーバーにアクセスする能力なので、その中央サーバーのルートにインストールされた強化にアクセスすることはできません。各サーバーへの追加アクセスが発動した場合も(《エクサー/eXer》や《HQインターフェース/HQ Interface》など)、その増えたアクセスをルートへのアクセスに回すことはできません。
- 「after accessing archives(アーカイブへのアクセス後)」の「after」は、「when/時」や「whenever/たび」と同じで発動条件を示しているので、アーカイブへのアクセスが別の効果に置換された場合には、「アクセス後」の効果も発生しないというわけですね。
- 「遊離条件節能力」(floating conditional ability)とは、検索すると「《ジョシュア・B/Joshua B.》の持つ常時能力は、ターン開始時に自身の条件節能力の解決により起動する。この条件節能力は、ターン終了時の遊離条件節能力を生む」みたいな使われ方をしている文書が出てきます。
- 《ジョシュア・B》リソース。「君のターン開始時、を得てよい。そうした場合、このターンの終了時にタグを1つ受ける。」Cyber Exodus
- 「~時、してよい」なので、クリックを得るのは任意条件節能力です。これによって生まれる「そうした場合」は常時能力です。タグを受けるのは「時」であるため条件節能力かつ、《ジョシュア・B》がターン中にアンインストールされても発動するので、発生源と能力が遊離(floating)していると言えます。ですから、遊離条件節能力なのです。
- 立ち返って、《ブラック・ハット》は解決後すでにトラッシュされていますが、その条件節能力は有効なので、これも遊離条件節能力です。
- 「~時、してよい」なので、クリックを得るのは任意条件節能力です。これによって生まれる「そうした場合」は常時能力です。タグを受けるのは「時」であるため条件節能力かつ、《ジョシュア・B》がターン中にアンインストールされても発動するので、発生源と能力が遊離(floating)していると言えます。ですから、遊離条件節能力なのです。
- 《ジョシュア・B》リソース。「君のターン開始時、を得てよい。そうした場合、このターンの終了時にタグを1つ受ける。」Cyber Exodus
- 《アウマクア》の答えは正確には「計画書を盗んでおらず、カードのトラッシュもしなかったなら」ですね。
- 《The Turning Wheel》リソース。「搭載されているパワーカウンター2つ:このランの残りの間、HQかR&Dのカードに追加で1枚アクセスする。」The Liberated Mind
- 《ブラック・ハット》イベント。「コーポに「トレース4- 失敗した場合、このターンの残りの間、HQかR&Dのカード群にアクセスするたび、ランナーは追加で2枚のカードにアクセスする」をさせる。」カンパラの支配/Kampala Ascendent
- 《アウマクア》「君がカードを1枚開示するか、0枚以上のカードにアクセスしてそのどれも盗みもトラッシュもしないたび、アウマクアの上にウィルスカウンターを1つ置く。」クリムゾン・ダスト/Crimson Dust
Guinea Pig(モルモット)
コスト: 4
イベントグリップをトラッシュする。
10 を得る。アナーク: 3
グリップには《Guinea Pig》が1枚だけしかありません。プレイできますか?
はい。
《ダディアナ・チャコン/Dadiana Chacon》をインストールしてから《Guinea Pig》をプレイして、クレジットプールにちょうど4しかない場合、ランナーはフラットラインしますか?
《ダディアナ・チャコン》の能力は、ランナーが《Guinea Pig》のプレイコストを支払ったあと、かつ《Guinea Pig》の能力が解決される前に発動します。最低でも3枚のカードがグリップにあるならば、ランナーは《ダディアナ・チャコン》によってフラットラインしません。ダメージの解決後、通常どおり《Guinea Pig》の解決を継続します。
- グリップの全トラッシュを要求されるイベントは既出で、そのイベント以外にグリップにカードがない場合もプレイ可能という裁定も既出です。
- 《Guinea Pig》のグリップのトラッシュはコストではないので、《ダディアナ・チャコン》のダメージが先に入るわけですね。ですから通常どおり、
- 1. イベントのプレイコスト支払い
- 2. ダディアナのダメージを受ける(およびダディアナをトラッシュ)
- 3. イベントの解決(グリップの全トラッシュ)
- この順番で処理します。
- 《ダディアナ・チャコン》リソース。「君が0所有するたび、ダディアナ・チャコンをトラッシュし、そして3ミートダメージを受ける。」地球の末裔/Earth's Scion
◆Patchwork(パッチワーク)
コスト: 4
ハードウェア:コンソール
- 1
各ターンに1 度、君がカードをプレイしようとするかインストールしようとする時、グリップのカードを 1 枚トラッシュすることで、そのプレイコストかインストールコストを 2 下げてよい。
各プレイヤーのコンソールは 1 つまで。
アナーク: 3
クレジットプールに3しかないランナーが《◆Patchwork》で《確実なギャンブル/Sure Gamble》をプレイできますか?
はい。
- 意外な裁定。なぜコストが足りないカードをインストールしようとしたりプレイしようしたりとできる…?
- ゲーム状況の変化する可能性の認められないアクションや能力の使用の禁止、ならびに、それにより他のカードの能力が発動することが自明であってもゲーム状況の変化の可能性があるとは認められない、さらには、コストは常に一度にまとめてすべて払わなければいけない原則など、いろんなものと噛み合ってないように見えます。
Cradle(クレイドル)
コスト: 4
: 1
プログラム:アイスブレイカー - デコーダーグリップのカード 1 枚につき Cradle は強度 -1 。
2: コードゲートのサブルーチンを任意の数だけブレイクする。強度: 5
アナーク: 3
グリップに6枚以上のカードがあると強度はマイナスになりますか?そうだとしたら、強度マイナスの《Cradle》にブレイクできるアイスはありますか?
はい、アイスもアイスブレイカーも強度はマイナスになりえます。アイスブレイカーの強度がマイナスになったとしても基本的な機能に影響はせず、強度がそのアイスブレイカー以下のアイスのサブルーチンだけをブレイクできます。
- 強度は、0未満でも一律で0にするようなことはなく、ちゃんと計算されます(コストとは扱いが異なります)。仮に強度が-2になった《Cradle》を《データサッカー/Data Sucker》などで補助しようというなら、アイスの強度も-2にしなければいけません。
◆District 99(第 99 地区)
コスト: 3
リソース:場所 - 裏世界各ターン、最初にプログラムかハードウェアが(どこからであれ)トラッシュされた時、 District 99 にパワーカウンター を 1 つ置いてよい。
, 搭載されているパワーカウンター 3 つ:ヒープにある、君のIDと派閥の一致するカードを 1 枚グリップに加える。アナーク : 3
ターンの最初のダメージがプログラムかハードウェアをヒープに送ったら、《◆District 99》はパワーカウンターを得ますか?
はい。ダメージはカードのトラッシュを発生させます。
ランナーのディスカードフェイズでプログラムかハードウェアが捨てられたら、《◆District 99》はパワーカウンターを得ますか?
いいえ。カードを捨てる/discardことは、トラッシュすることではありません。
Twitter裁定:《通りの行商人/Street Peddler》に搭載されている裏向きのカードや、Apexによって裏向きにインストールされたプログラムかハードウェアがトラッシュされたら、《◆District 99》はパワーカウンターを得ますか?
裏向きのカードはタイプを持つため、《◆District 99》は《通りの行商人》の上のカードからパワーカウンターを得ます。ですが、裏向きにインストールされたランナーのカードはタイプを持たないので、《◆District 99》に影響しません。
Sorry for the confusion. Runner cards installed facedown do not have types. District 99 does work with cards trashed that are not installed facedown.
— Project ANCUR (@ANR_RulesWiki) 2018年7月17日
- 裏向きのカードはいったん表になってからヒープに加えられる(これにより《Skorpios Defense Systems》は裏向きのカードの被トラッシュ時にその表側を確認できる)というルールがあるのですが、だからといってそのタイプや効果が意味を持つことはないようです。
- 《通りの行商人》リソース。「通りの行商人をインストールした時、スタックの一番上から3枚のカードを裏向きで通りの行商人の上に搭載する(君はこれらのカードをいつでも見てよい)。」
クリミナル
Liza Talking Thunder: Prominent Legislator (リーザ・トーキング・サンダー:著名な国会議員)
: 0
ID:G-モード各ターン、最初に中央サーバーへのランが成功した時、カードを2枚引きタグを1つ受ける。
最小デッキ枚数: 50 / 影響値上限: 15
クリミナル
タグを回避しても2枚のカードを引けますか?
はい。カード2枚とタグはお互いに依存しません。2つの異なる効果が結びついた合成能力です。
- この拡張の《Hot Pursuit》も同様です。タグを回避してもクレジットを得られます。
- 「合成能力」というタームが登場しました。リファレンスガイドには「合成効果/Composite Effect」という名前で載っています。
- 《罠!/Snare!》のダメージとタグは同時なので、ダメージを妨害した時点では、タグはまだつけられていない、的なやつです。
- この例でもわかるように、アンドロイド:ネットランナーにおける「効果」と「能力」の境界は極めてふわっとしています。
- 《罠!/Snare!》のダメージとタグは同時なので、ダメージを妨害した時点では、タグはまだつけられていない、的なやつです。
- ちなみに質問のように、「強制のタグを回避した場合、効果を得られなくなる」ということが起こりうる書式が今の所ないんですよね。
- 「タグを1つ受けてよい。そうした場合、カードを2枚引く/You may take 1 tag. If you do, draw 2 cards.」でも、
- 「タグを1つ受けることで、カードを2枚引いてよい/You may take 1 tag to draw 2 cards」でも、
- いずれの場合もタグを妨害したらカードが引けなくなりますが、いずれの場合もタグが任意で、受けたくないなら拒否できます(効果は得られませんが)。他方《Liza Talking Thunder》のタグは強制で、効果によって回避するか、何らかの方法で取り除くしかありません。ただ、繰り返しになりますがこのタグを回避してもカード2枚を引く効果に影響はありません。
- キタラサイクル以降、アンドロイド:ネットランナーは、処理を忘れそうな能力の大半を「してよい/may」のつく任意条件節能力として設定、発動忘れトラブルを防いでいます。余計なお世話ともいえなくもないですが、《Liza Talking Thunder》のような強制条件節能力がわかりやすくなったとも言えます。
◆Thunder Art Gallery (サンダーアートギャラリー)
コスト: 3
リソース:場所各ターン、最初にタグを 1 つでも回避するか取り除いた時、グリップのカード 1 枚をインストールコストを 1 下げてインストールしてよい。
クリミナル: 2
《Forger》と《◆Thunder Art Gallery 》がインストール済みで、《罠!/Snare!》にアクセスしました。ランナーがタグを《Forger》で回避して、《Sports Hopper》を《◆Thunder Art Gallery 》でインストールしたら、きたるネットダメージに備えて《Sports Hopper》を使い、フラットラインしないためにカードを引けますか?もしくは《バイオモデル・ネットワーク/Bio-Modeled Network》をインストールして、きたるネットダメージを妨害できますか?
《罠!》の能力が「発動」の状態にあるあいだの、妨害/回避能力ウィンドウのさなかにランナーは《Forger》を使用できます。このウィンドウのさなか、連鎖対応として《◆Thunder Art Gallery 》は発動と解決がおこなわれます。いったん解決されたら、ランナーは《バイオモデル・ネットワーク》のような妨害/回避に関連する能力を続けて発動させることができますし、《◆Thunder Art Gallery 》でインストールした《バイオモデル・ネットワーク》をそのままダメージ妨害に使うこともできます。ただし、アクセス中には通常の消費型能力ウィンドウがないため、妨害/回避の能力のない《Sports Hopper》は使用することはできません。
《Citadel Sanctuary》と《◆Thunder Art Gallery 》と《Autoscripter》をインストールしているランナーが、自分のターン終了時、《Citadel Sanctuary》を使用してタグを取り除くことで《◆Thunder Art Gallery 》を発動しました。これでプログラムをインストールしたら、そのランナーは《Autoscripter》からクリックを得られますか?
いいえ。どのプレイヤーもディスカードフェイズにクリックを得たり消費したりすることはできません。
- 1問目をざっくり要約すると
- 1. ダメージとタグの合成効果が発動する。(《罠!》が発動。)
- 2. ダメージを妨害したりタグを回避するアクティブな能力を、望む順、好きな数だけ発動できるようになる。
- 3. タグが回避される。(《Forger》)ダメージはまだ解決されない。
- 4. 「タグを回避するたび、何かインストールしてよい」の能力が連鎖対応で発動。(《◆Thunder Art Gallery 》を使用。)
- 5. ダメージを妨害する効果のある《バイオモデル・ネットワーク》をインストールする。連鎖対応の処理が優先されるので、この間ダメージは解決されない。
- 6. まだダメージは解決されていない。ダメージを妨害するカードが新たにアクティブになったため、これを使用できる。
- 7. ダメージを妨害する。(《バイオモデル・ネットワーク》を使用。)このあいだ「妨害する/回避する」と書かれていない能力は使用できない。(《Sports Hopper》のインストールは《◆Thunder Art Gallery 》で可能だが、妨害や回避の効果ではないので使用はできない。)
- 《Forger》ハードウェア「:タグを1つ、取り除くか回避する。」The Underway
- 《バイオモデル・ネットワーク》リソース「:1点を除きネットダメージ全てを妨害する。」ダイダロス複合施設/Daedalus Complex
- 《Sports Hopper》リソース「:カードを3枚引く。」Salsette Island
- 《Citadel Sanctuary》リソース「ターン終了時にタグされているなら、コーポに『トレース1- 失敗した場合、ランナーはタグを1つ取り除く』をさせてよい。」Intervention
- 《Autoscripter》ハードウェア「君のターン中にグリップからプログラムをインストールしたら、を得る。」Up and Over
- ウィンドウは、ここでは機会とか時間帯といった意味で使われています。チャンスとかタイミングみたいな。
- 妨害/回避のウィンドウで、妨害/回避したい効果と一見まったく関係ない能力を連鎖対応させて処理できるのは、ぼくは割と好きな話です。なんか、発砲された直後に時間が止まって、そののち超スローモーションになって弾丸を回避する演出を想起させます。
- 要点としては、妨害する/回避すると書かれている能力は、その妨害/回避の対象が発生したら、対象が存在するかぎり好きなだけ使用できます。それによって何らかの条件節能力の「時、たび」の発動条件が満たされたなら、連鎖対応ルールによりそっちを先に解決します。そしてその間も、妨害/回避の対象は解決されないということですね。
- 2問目についてはリファレンスガイド25ページ、ターンのタイミング構成を参照。ターン終了時とはディスカードフェイズの最後であり、[3.1]のディスカード、[3.2]の消費型能力とレゾ・ウィンドウ、[3.3]の未消費クリック喪失に続く[3.4]に発動します。
シェイパー
◆Mind's Eye(マインド・アイ)
コスト: 3
ハードウェア:コンソール
- 1
R&D へのランが成功するたび、 Mind's Eye にパワーカウンターを 1 つ置いてよい。
, 搭載されているパワーカウンター 3 つ:R&D の一番上のカードにアクセスする。
各プレイヤーのコンソールは 1 つまで。
シェイパー : 3
《Mind's Eye》のアクセスを《Akiko Nisei》や《ニヤシヤ/Nyashia》や《エクサー/eXer》で増やすことはできますか?
はい。仮にランナーがR&Dへのランを成功させたとした場合の、ランのタイミング構成におけるステップ5.5から5.6にかけて《Mind's Eye》は解決し、これにはR&Dでアクセスするカードを変更したり、アクセス数を決定する効果も適用されます。ですがR&Dのルートにインストールされた強化に《Mind's Eye》ではアクセスできず、《The Turning Wheel》のようにランの進行状態に依存する効果も適用できません。
- さきほども申し上げたように、FFGとJacobは、中央サーバーのルートは中央サーバーにあらずのルールが大好きです。
- 《Akiko Nisei》ID。「R&Dのカード群にアクセスするたび、君とコーポは秘密裏に0か1か2を支払う。支払ったクレジットを公開する。君とコーポが同じ数のクレジットを払っていた場合、R&Dのカードに追加で1枚アクセスする。」Reign and Reverie
- 《ニヤシヤ/Nyashia》(悪魔と竜/The Devil and the Dragon)、《エクサー/eXer》(統治者の景色/Council of the Crest)いずれもプログラム。いずれも「R&Dのカード群にアクセスするたび」で追加アクセスを供給する。
◆Mâché(マシェ…張り子)
コスト: 1
ハードウェア各ターン、アクセスしたカードを最初にトラッシュした時、そのカードのトラッシュコストと同じだけのパワーカウンターを Mâché に載せてよい。
搭載されているパワーカウンター 3 つ:カードを 1 枚引く。シェイパー: 3
カードにアクセスしてから、そのカードを同じターンに、後からトラッシュしたなら(《Apocalypse》や《Political Operative》などで)、《Mâché》にパワーカウンターは載りますか?
いいえ。ランナーがアクセス中にカードをトラッシュしたときに《Mâché》は発動します。
- 原文は「The first time you trash an accessed card each turn,」
- 1回目のアクセスである必要はありません。たとえば、まず計画書にアクセスしてそれを盗んでから、同一ターン、今度は資財にアクセスしてトラッシュしたなら、《◆Mâché》は発動できます。
- 《Apocalypse》や《Political Operative》は、アクセスなしでカードをトラッシュできる効果を持ちます。
Ika(いか)
コスト: 0
: 1
プログラム:アイスブレイカー - キラー2:Ika をアイス 1 つの上に搭載する。
1:ホストのセントリーのサブルーチンを 2 つまでブレイクする。
2:強度 +3 。強度: 2
シェイパー: 2
◆Psyche Mike(プシュケー・マイク)
コスト: 1
リソース:コネ各ターン、最初に成功した R&D へのランが終了した時、アクセスされたR&Dのカード 1 枚につき 1 を得てよい。
シェイパー: 4
同じカードに2度アクセスしたら(R&Dへのラン中に《シロ/Shiro》が発動したなど)、ランナーが得るのは1?2?
2得ます。《◆Psyche Mike》がカウントするのはカードにアクセスした回数であり、アクセスされたカードの数ではありません。
R&Dのルートにインストールされた強化から《◆Psyche Mike》でクレジットを得ることはありますか?
いいえ。強化は中央サーバーのルートでアクセスされるものであり、中央サーバーそれ自体でアクセスされるものではありません。
- また「『中央サーバーのルート』は中央サーバーではない」のルール。
- 同じカードに2度アクセスしたら2度発動するのは《オベラス/Obelus》も同じです。
- この拡張のHBのID、《Sportsmetal》は、「一度のアクセスフェイズで同じカードに2度アクセス」を日常的に発生させる可能性があります。
- 《ムワンザ・シティーグリッド/Mwanza City Grid》の場合、ルートの強化にアクセスしてもコーポにクレジットをもたらしますが、これはどのサーバーでのアクセスか限定していないためです。《◆Psyche Mike》はR&Dのカードと明記しています。これは《オベラス》と《ハデスの欠片/Hades Shared》のコンボからの反省という説がStimhack.comで提唱されていました。
オベラス/ObelusをインストールしてからR&DかHQへランを行い、ラン中の消費型能力使用可能ウィンドウでハデスの欠片/Hades Sharedを使用してアーカイブの10枚のカードにアクセスし、その後ランが成功したなら、R&DかHQでアクセスしたカードを含めて数え、ランナーは11枚以上のカードをドローする
— Fobby (@RemoveNDiscard) 2018年7月5日
ミニ派閥
◆Algernon(アルジャーノン)
コスト: 0
: 1
プログラム君のターン開始時、 2 を支払うことで、を得てよい。そうした場合、君のターン終了時、このターンに君がランを成功させていない場合、 Algernon をトラッシュする。
Adam :5
を得てから《◆Dr. Lovegood》で《◆Algernon》を空白にしても、ランが成功していないならトラッシュされますか?
はい。いったん発動した《◆Algernon》の能力は発生源のカードから独立します。よってこの能力の2つ目の部分はターン終了時にやはり発動します。
- 《◆Dr. Lovegood》リソース。「君のターン開始時、インストール済みカードを1つ選ぶ。このターンの残りの間、そのカードのテキスト枠は空白である。」Data and Destiny
- 遊離条件節能力ですね。
中立
◆DJ Fenris(DJ フェンリス)
コスト: 3
リソース:コネDJ Fenris がインストールされた時、君の ID と派閥が異なる G-モードの ID を彼の上に搭載する。 DJ Fenris がアンインストールされた場合、搭載されていた ID をゲームから取り除く。
DJ Fenris は搭載されている ID のテキストを得る。
デッキに 1 枚制限。
中立: 1
《◆DJ Fenris》が《Apocalypse》で裏返ったらどうなりますか?
IDは《◆DJ Fenris》に搭載され続けますが、アクティブではないものとしてゲームに影響しません。《◆DJ Fenris》がまた表向きになれば、搭載されているIDのテキスト枠を再び得ます。
《◆Dr. Lovegood》が《◆DJ Fenris》を空白状態にしたらどうなりますか?
IDは《◆DJ Fenris》に搭載され続けますが、アクティブではないものとしてゲームに影響しません。ターン終了時に《◆DJ Fenris》の空白状態は解除され、そして搭載されているIDのテキストを得ます。
裏向きか空白状態の《◆DJ Fenris》がアンインストールされたらどうなりますか?
プレイエリア以外の位置に置かれたIDはただちにゲームから取り除かれます。
《◆DJ Fenris》がアンインストールされその後ふたたびインストールされたら、前に《◆DJ Fenris》の上にあったものと同じIDを搭載できますか?
はい。
《◆DJ Fenris》と《Ele "Smoke" Scovak》は、どのように相互作用しますか?
ランナーが《◆DJ Fenris》をインストールしたターンの、次のターンの開始時(ステップ1.3)、ランナーはアイスブレイカーを使用するための支払いに使えるクレジットを《◆DJ Fenris》に置きます。その能力解決が終わるまで再生クレジットを持たない《◆DJ Fenris》は、そのインストール時にクレジットを置かれることがありません。《◆DJ Fenris》が《Ele "Smoke" Scovak》からStealthのサブタイプまでは得ないことにも注意してください。
ターンの最初にインストールしたカードが《◆DJ Fenris》で、IDに《Heyley Kaplan》を選んだなら、《Hayley Kaplan》から得た新たな能力でもう1つのリソースをインストールすることはできますか?
いいえ。《Hayley Kaplan》からの能力の発動条件が満たされた時、《◆DJ Fenris》はまだID能力を得ていません。
《Nasir Meidan》でプレイしていて《レイナ・ローハ/Reina Roja》を《◆DJ Fenris》に搭載したら、《Nasir Meidan》の能力解決時にランナーは追加のクレジットを得ますか?
いいえ。《レイナ・ローハ/Reina Roja》はコーポがレゾする時にだけアイスのレゾコストを増やします。
Twitter裁定:《◆DJ Fenris》に搭載されているIDを《Rebirth》で交換できますか?
いいえ。《◆DJ Fenris》に搭載されているIDは「your identity」ではありません。
No, an identity hosted on DJ Fenris is not "your identity"
— Project ANCUR (@ANR_RulesWiki) 2018年7月27日
- 《Ele "Smoke" Scovak》ID。「1再生クレジット。このクレジットはアイスブレイカーを使用するための支払いに使う。」Intervention
- 《Heyley Kaplan》ID。「各ターン、最初にカードをインストールした時、同じタイプの他のカードを1つインストールしてよい。」Breaker Bay
- 《Nasir Meidan》ID。「レゾされたばかりのアイスにエンカウントするたび、プールの全てのクレジットを失う。そのアイスのレゾコストに等しいクレジットを得る。」Upstalk
- 《レイナ・ローハ/Reina Roja》ID。「各ターン、最初にレゾされるアイスのレゾコストは1増える。」基本セット第2版/Revised Core、もしくはMala Tempora
- 《Rebirth》イベント。「君のIDを同一派閥の他のIDと交換する。Rebirthをトラッシュするかわりにゲームから取り除く。」The Liberated Mind
- 《◆DJ Fenris》が裏向きになってトラッシュされたら、その上のIDはヒープに行くのかとずっと疑問だったんですが、やはりゲームから取り除かれるようです。
- ゲームから取り除かれたIDをもう一度使っていいと明言されるのはなんだか面白い。
- 再生クレジットは「カードの所有者のドローフェイズ」と、「そのカードがアクティブになったとき」にだけ置かれます。《◆DJ Fenris》がアクティブになったときはまだ再生クレジットに関する能力を得ていないという裁定。
- 《Heyley Kaplan》の「各ターン、最初にカードをインストールした時」、やはり《◆DJ Fenris》はまだ何の能力も持っていません。
- your identityではないという裁定。《District 99》の「《通りの行商人》の上のプログラムかハードウェアがトラッシュされても発動」は、仮にそれらが非アクティブでも「プログラムかハードウェア」ってことを示してますから、《◆DJ Fenris》の上のIDを「君のID」にあらずとする根拠がないと思ったんですけどね…。
終わりに
「《Reboot》で裏向きにインストールするヒープの5枚のカードは、事前に公開するんですか?」という質問が事前に出ていたんですが、何も触れられていません。特に裁定がないということは、ヒープは公開情報ですし、公開なのでしょう。
裏向きになったインストール済みのランナーのカードを、コーポがトラッシュしたりバウンスする場合、例えば「《インバーシフィケイター》だったカードをトラッシュしてください」と口頭で述べることはできず、指さすなどして具体的にどのカードをトラッシュするか示さなければいけないというルールがあります。大会ルールではメモを取ってはいけないので、NBNのバウンスを多用するコーポにとっては、5枚のカードがなんだったのか記憶する能力が試されます。
次回はコーポの裁定です。この拡張、ランナーのカードはそんなに難しいことはなく、実戦で問題になりそうなのは《Divide and Conquer》と《The Turning Wheel》との作用くらいで、まあ個人的には《Patchwork》が本来払いきれないコストのカードのプレイやインストールを可能にするというのが謎なんですが、それはともかく、コーポのほうがUFAQがいるかもしれません。解釈のわかれたテキストの正しい読み方も解説されていますし、エラッタもあります。
『アンドロイド:ネットランナー』全カード名とカードタイプ/サブタイプの和名/英名を併記したリスト完成 - どっちが《掃除屋》でどっちが《洗浄屋》か、もう迷いません
これがないと日本語環境勢と英語環境勢の会話が噛み合わないんですよ~。もっと早くやるべきでした。日本語名/英語名を知りたいカードがあれば、ブラウザの検索機能(Ctrl+Fとか、iOSのSafariならアドレスバーにその文字列の入力でいけると思います)で、適宜さがしてみてください。
ちなみにリファレンスガイドには、日本語化されなかった大拡張のカードも和名で記されています。普通に販売する予定があったんでしょうね。ですからそれらも網羅しようかとも思ったのですが、発売されなかったカードを載せるのはまぎらわしいのでやめておきます。
- 基本セット/Core Set
- 創造と支配/Creation and Control
- 名誉と利潤/Honor and Profit
- レッドサンド・サイクル/Red Sand Cycle
- キタラ・サイクル/Kitara Cycle
- チャンピオンデッキ(2015+2016)
- NISEI
- カードタイプ
- サブタイプ
- FFG産だがNISEIで日本語名をつけたサブタイプ
- NISEI産サブタイプ
基本セット/Core Set
第2版/Revised Core
レイナ・ローハ:自由の戦士/Reina Roja: Freedom Fighter
解体ラン/Demolition Run
回収ラン/Retrieval Run
特異点/Singularity
刺激剤ハック/Stimhack
サイバーフィーダー/Cyberfeeder
脊髄モデム/Spinal Modem
ダーウィン/Darwin
データサッカー/Datasucker
フォース・オブ・ネイチャー/Force of Nature
インプ/Imp
ヘモリッジ/Hemorrhage
ミミック/Mimic
モーニングスター/Morning Star
アイス彫刻家/Ice Carver
解放済み口座/Liberated Account
掃除屋/Scrubber
ザナドゥ/Xanadu
ガブリエル・サンチャゴ:完璧なプロフェッショナル/Gabriel Santiago: Consummate Professional
カモ/Easy Mark
緊急シャットダウン/Emergency Shutdown
偽起動指令/Forged Activation Orders
内部犯行/Inside Job
特注/Special Order
ドッペルゲンガー/Doppelgänger
HQインターフェース/HQ Interface
オーロラ/Aurora
フェアリー/Faerie
ファム・ファタル/Femme Fatale
ピーコック/Peacock
フェロモン/Pheromones
スニークドアβ/Sneakdoor Beta
銀行作業/Bank Job
隠れ家/Crash Space
身代わり/Fall Guy
ミスター・リー/Mr. Li
ケイオス・セオリー:脅威の子供/Chaos Theory: Wünderkind
ディーゼル/Diesel
索引付け/Indexing
改良済み/Modded
評判/Notoriety
テストラン/Test Run
造物主の目/The Maker's Eye
修繕/Tinkering
ディノサウルス/Dinosaurus
ラビット・ホール/Rabbit Hole
個人的調整/The Personal Touch
バタリング・ラム/Battering Ram
ゴルディアン・ブレード/Gordian Blade
マグヌム・オプス/Magnum Ops
パイプライン/Pipeline
イソップ質店/Aesop's Pawnshop
徹夜作業/All-nighter
犠牲用装置/Sacrificial Construct
侵入/Infiltration
確実なギャンブル/Sure Gamble
ダイソンメモリーチップ/Dyson Mem Chip
クリプシス/Crypsis
アーミテージ式コード破壊/Armitage Codebusting
地下世界の接点/Underworld Contact
ハース=バイオロイド:共により強く/Haas-Bioroid: Stronger Together
アレス計画/Project Ares
ウィトルウィウス計画/Project Vitruvius
アドニスキャンペーン/Adonis Campaign
攻撃的秘書官/Aggressive Secretary
ヘイムダル 1.0/Heimdall 1.0
ハドソン 1.0/ Hudson 1.0
イチ 1.0/Ichi 1.0
ロトターレット/Rototurret
ヴィクター 1.0/Viktor 1.0
保管済みメモリ/Archived Memories
人造労働者/Biotic Labor
グリーンレベル・クリアランス/Green Level Clearance
ミラーモーフからの出荷/Shipment from MirrorMorph
アッシュ 2X3ZB9CY/Ash 2X3ZB9CY
金庫/Strongbox
ジンテキ:個人改革/Jinteki: Personal Evolution
専門顧問/Braintrust
ニセイ Mk.II/Nisei MK II
ジューンバグ計画/Project Junebug
ローニン/Ronin
罠!/Snare!
ヒミツ=バコ/Himitsu-Bako
ニューラル・カタナ/Neural Katana
ソードマン/Swordsman
ウォール・オブ・ソーンズ/Wall of Thorns
ワールプール/Whirlpool
ヤグラ/Yagura
セレブの贈り物/Celebrity Gift
電磁神経汚染/Neural EMP
光の錯覚/Trick of Light
ホクサイ・グリッド/Hokusai Grid
NBN:ニュースを生み出す/NBN: Making News
ビール計画/Project Beale
うますぎる話/TGTBT
幽霊支社/Ghost Branch
データ・レイヴン/Data Raven
フレア/Flare
ポップアップ・ウィンドウ/Pop-up Window
トールブース/Tollbooth
ラップアラウンド/Wraparound
密告/Anonymous Tip
閉鎖口座/Closed Accounts
精神心理学/Psychographics
SEAの情報/SEA Source
燻製ニシン/Red Herrings
バーニス・マイ/Bernice Mai
ウェイランド・コンソーシアム:より良い世界の建設/Weyland Consortium: Building a Better World
敵対的買収/Hostile Takeover
アトラス計画/Project Atlas
洗浄屋/The Cleaners
専属対応チーム/Dedicated Response Team
エリザベス・ミルズ/Elizabeth Mills
GRNDL精製所/GRNDL Refinery
アーチャー/Archer
カドゥケウス/Caduceus
ハドリアンズ・ウォール/Hadrian's Wall
ハイヴ/Hive
アイス・ウォール/Ice Wall
シャドー/Shadow
“豆の木”使用料/Beanstalk Royalties
懲罰的反撃/Punitive Counterstrike
カグヤからの出荷/Shipment from Kaguya
偽の手がかり/False Lead
優先請求/Priority Requisition
私設保安部隊/Private Security Force
メランジュ採掘社/Melange Mining Corp.
PADキャンペーン/PAD Campaign
エニグマ/Enigma
ハンター/Hunter
ウォール・オブ・スタティック/Wall of Static
ヘッジファンド/Hedge Fund
旧基本セット
ノイズ:非凡なるハッカー/Noise: Hacker Extraordinaire
既視感/Déjà Vu
グリモア/Grimoire
コローダー/Corroder
ジン/Djinn
メディウム/Medium
パラサイト/Parasite
ワーム/Wyrm
ヨグ.0/Yog.0
ワイルドサイド/Wyldside
レムリア・コードクラッカー/Lemuria Codecracker
デスペラード/Desperado
ニンジャ/Ninja
データ売人/Data Dealer
囮/Decoy
ケイト・“マック”・マキャフリー:デジタル修繕屋/Kate "Mac" McCaffrey: Digital Tinker
アカマツ・メモリーチップ/Akamatsu Mem Chip
ザ・ツールボックス/The Toolbox
ネット・シールド/Net Shield
グローバルセックへのアクセス/Access to Globalsec
ハース=バイオロイド:未来を設計/Haas-Bioroid: Engineering the Future
促進βテスト/Accelerated Beta Test
企業のトラブルシューター/Corporate Troubleshooter
経験的データ/Experiential Data
財閥の忠誠/Zaibatsu Loyalty
予知/Precognition
セル・ポータル/Cell Portal
チャム/Chum
データ・マイン/Data Mine
アキタロー・ワタナベ/Akitaro Watanabe
衛星広告の試行/AstroScript Pilot Program
臨時ニュース/Breaking News
マトリクス・アナライザー/Matrix Analyzer
サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid
賞金の提示/Posted Bounty
保安下請け/Security Subcontract
強引な交渉/Aggressive Negotiation
焦土/Scorched Earth
研究本部/Research Station
創造と支配/Creation and Control
セレブラル・イメージング:無限の開拓地/Cerebral Imaging: Infinite Frontiers
カスタム・バイオティック:成功のための設計/Custom Biotics: Engineered for Success
ネクスト・デザイン:ネットの守護者/NEXT Design: Guarding the Net
ハース理事長の最愛プロジェクト/Director Haas' Pet Project
効率委員会/Efficiency Committee
ヴォータン計画/Project Wotan
監視防衛プログラム/Sentinel Defense Program
アリックスT4LB07/Alix T4LB07
大脳上書き機/Cerebral Overwriter
ハース理事長/Director Haas
ハース環境都市AI/Haas Arcology AI
トーマス・ハース/Thomas Haas
バイオロイド効率調査/Bioroid Efficiency Research
デモの成功/Successful Demonstration
ヘイムダル2.0/Heimdall 2.0
ハウラー/Howler
イチ2.0/Ichi 2.0
マインレイヤー/Minelayer
ヴィクター2.0/Viktor 2.0
ゼッド1.0/Zed 1.0
覚醒センター/Awakening Center
テュールの手/Tyr's Hand
ヒラ・ハンド環境都市/Gila Hands Arcology
レヴィ大学/Levy University
サーバー診断/Server Diagnostics
バスティオン/Bastion
データパイク/Datapike
リエル・“キット”・ペドラー:超人/Rielle "Kit" Peddler: Transhuman
プロフェッサー:知識の守り手/The Professor: Keeper of Knowledge
エグザイル:通りの物売り/Exile: Streethawk
エッシャー/Escher
大暴れの探検/Exploratory Romp
フリーランスのコーディング契約/Freelance Coding Contract
ゴミあさり/Scavenge
レヴィAR研究所へのアクセス/Levy AR Lab Access
モノリス/Monolith
フィードバックフィルター/Feedback Filter
クローンチップ/Clone Chip
オムニ=ドライブ/Omni-drive
アートマン/Atman
クローク/Cloak
ダガー/Dagger
チャカナ/Chakana
サイバー=サイファー/Cyber-Cypher
パリキア/Paricia
自己変形コード/Self-modifying Code
サハスラーラ/Sahasrara
インティ/Inti
プロ流の接触/Professional Contacts
衛星の拝借/Borrowed Satellite
アイス分析機/Ice Analyzer
身内の恥/Dirty Laundry
デイリーキャスト/Daily Casts
お決まりのヤツ/Same Old Thing
ザ・ソース/The Source
名誉と利潤/Honor and Profit
ハーモニー医療技術:バイオ医学のパイオニア/Harmony Medtech: Biomedical Pioneer
ニセイ事業部:新たなる世代/Nisei Division: The Next Generation
テンニン学会:内なる秘密/Tennin Institute: The Secrets Within
ナイフの家/House of Knives
飛躍的医療技術/Medical Breakthrough
フィロティック網/Philotic Entanglement
未来完了/The Future Perfect
ヒロ会長/Chairman Hiro
精神衛生クリニック/Mental Health Clinic
超精神場/Psychic Field
四点九/Shi.Kyū
テンマ部/Tenma Line
大脳成形/Cerebral Cast
医学研究資金調達者/Medical Research Fundraiser
無心の心/Mushin No Shin
イナズマ/Inazuma
コマイヌ/Komainu
パップ/Pup
シロ/Shiro
スサノオ=ノ=ミコト/Susanoo-no-Mikoto
ネオトーキョー・グリッド/NeoTokyo Grid
トーリ・ハンゾー/Tori Hanzō
代案/Plan B
ガード/Guard
レインボウ/Rainbow
多角型生産ライン/Diversified Portfolio
早期着工/Fast Track
イアン・スターリング:引退したスパイ/Iain Stirling: Retired Spook
ケン・“エクスプレス”・テンマ:行方不明のクローン/Ken "Express" Tenma: Disappeared Clone
シルエット:隠密工作員/Silhouette: Stealth Operative
互助/Calling in Favors
早期対応/Early Bird
特急配送/Express Delivery
フェイント/Feint
地道な作業/Legwork
計画された襲撃/Planned Assault
ロゴス/Logos
公共ターミナル/Public Terminal
未登録35口径S&W/Unregistered S&W '35
ウィンドウ/Window
エイリアス/Alias
ブリーチ/Breach
バグ/Bug
ジンジャーブレッド/Gingerbread
グラップリング・フック/Grappling Hook
パスポート/Passport
欲かき/Push Your Luck
セキュリティ試験/Security Testing
テオフィルス・バグバイター/Theophilius Bagbiter
トライ=マフとの接触/Tri-maf Contact
大規模インストール/Mass install
量子コヒーレントチップ/Q-Coherence Chip
オーバーマインド/Overmind
オラクル・メイ/Oracle May
ドーナツ・タガーネス/Donut Taganes
レッドサンド・サイクル/Red Sand Cycle
ダイダロス複合施設/Daedalus Complex
限界への挑戦/Pushing the Envelope
モウ/Maw
アーキヴィスト/The Archivist
弱点突破/Exploit
獲物の発見/Spot the Prey
バイオモデル・ネットワーク/Bio-Modeled Network
ネットワーク交換/Network Exchange
猛突進/Mad Dash
ネクスト・ウェーブ2/Next Wave 2
ゼッド2.0/Zed 2.0
防御構成/Defense Construct
人工DNA改造/Synth DNA Modification
カクゴ/Kakugo
ネット分析論/Net Analytics
SYNC-BRE/SYNC BRE
ジェミソン宇宙飛行:献身。大胆。成功。/Jemison Astronautics: Sacrifice. Audacity. Success.
検疫システム/Quarantine System
オーベルト・プロトコル/Oberth Protocol
コンディ・プラザ/Kondi Plaza
シグナル妨害/Signal Jamming
ステーション・ワン/Station One
セヴェルニウス励起インプラント/Severnius Stim Implant
クランの復讐/Clan Vengeance
逆監視/Counter Surveillance
メビウス/Möbius
ロス:データ乗っ取り屋/Los: Data Hijacker
システム掌握/System Seizure
専用セクレタリー/Customized Secretary
構築スクリプト/Build Script
セイズ適応バリア/Seidr Adaptive Barrier
ネリネ2.0/Nerine 2.0
負荷試験/Load Testing
ブルーム/Bloom
植え直し/Replanting
CPCジェネレーター/CPC Generator
フリーランチ/Free Lunch
MCAの密告者/MCA Informant
クライド・ヴァン・ライト/Clyde Van Rite
ウォッチタワー/Watchtower
献身/Sacrifice
自己適応コードウォール/Self-Adapting Code Wall
地球の末裔/Earth's Scion
バーザーカー/Berserker
ペルセポネ/Persephone
ルビコン・スイッチ/Rubicon Switch
アイネアスの密告者/Aeneas Informant
ロゼッタ2.0/Rosetta 2.0
調整マトリクス/Adjusted Matrix
専用プロセッサ/Dedicated Processor
インバーシフィケイター/Inversificator
ダディアナ・チャコン/Dadiana Chacon
ネクスト・オパール/NEXT Opal
バイオロイド労働クルー/Bioroid Work Crew
アグインフュージョン:新たな世界に新たな奇跡/AgInfusion: New Miracles for a New World
バンブードーム/Bamboo Dome
ベン・ムサシ/Ben Musashi
オーセンティケイター/Authenticator
ヘンリー・フィリップス/Henry Phillips
バトルメント/Battlement
大胆/Audacity
レッドプラネット配送/Red Planet Couriers
アウル/Owl
血と水/Blood and Water
アリス・マーチャント:クランの扇動者/Alice Merchant: Clan Agitator
ヤログニエフの傭兵/Jarogniew Mercs
マウイ/Māui
非常持ち出し袋/Bug Out Bag
ケロス・マッキンタイア/Keros Mcintyre
デアデビル/Daredevil
マス=ドライバー/Mass-Driver
追跡ウォーロイド/Warroid Tracker
ロキ/Loki
オボカタ・プロトコル/Obokata Protocol
シンキロウ/Mirāju
テンニンからの出荷/Shipment from Tennin
激烈な酷評/Escalate Vitriol
再教育/Reeducation
交通アナライザー/Traffic Analyzer
小惑星の採掘/Meteor Mining
膠着/Standoff
成功/Success
黄浦開拓/Whampoa Reclamation
大量生産/Mass Commercialization
フリー・マーズ/Free Mars
火星は火星人の手に/Mars for Martians
ゴッド・オブ・ウォー/God of War
痕跡無し/Leave No Trace
信用詐欺/Rip Deal
フラッシュバン/Flashbang
意気揚々/Lean and Mean
メイヴン/Maven
ナ・ノテ・ク/Na'Not'K
ブルー・ムース/Bloo Moose
酸素欠乏/O2 Shortage
ヘルヘイム・サーバー/Helheim Servers
種苗の強制移転/Mandatory Seed Replacement
水の独占/Water Monopoly
メタモーフ/Metamorph
データ・ループ/Data Loop
偏向レポート/Biased Reporting
公開討論/Open Forum
チトニウム/Tithonium
自発的透明性/Transparency Initiative
放浪アルゴリズムRover Algorithm
クリムゾン・ダスト/Crimson Dust
採掘事故/Mining Accident
人造赤血球/Respirocytes
回収済みヴァナディス武器庫/Salvaged Vanadis Armory
アウマクア/Aumakua
カルデラ/Caldera
ディアナの狩り/Diana's Hunt
再結成/Reshape
ダミーボックス/Dummy Box
企業の離反者/Corporate Defector
CFC採掘契約/CFC Excavation Contract
MCA緊縮政策/MCA Austerity Policy
修復/Restore
破損したドーム/Breached Dome
サンドストーム/Sand Storm
AR強化セキュリティ/AR-Enhanced Security
計画停電/Rolling Brownout
脅威レベルアルファ/Threat Level Alpha
優先建設/Priority Construction
フラクタル脅威マトリクス/Fractal Threat Matrix
コナンドラム/Conundrum
キタラ・サイクル/Kitara Cycle
統治者の景色/Sovereign Sight
何が何でも/By Any Means
ユスフ/Yusuf
ザンバ/Zamba
パファー/Puffer
ルイ・ギリェルミ/Lewi Guilherme
サイバーデリア/Cyberdelia
アップヤー/Upya
アシミレーター/Assimilator
アーサ・グループ:不寝番セキュリティ/Asa Group: Security Through Vigilance
イカワー計画/Ikawah Project
ナジャ 1.0/Najja 1.0
遺伝子接合機/Gene Splicer
ムガンガ/Mganga
ジェノタイピング/Genotyping
エコー室/Echo Chamber
自己成長プログラム/Self-Growth Program
キャリブレーション試験/Calibration Testing
都市再開発/Urban Renewal
実力行使/Wake Up Call
再建設契約/Reconstruction Contract
白ナイルを下って/Down the White Nile
アカシア/Acacia
プレイグ/Plague
クレジットカード詐欺/Credit Kiting
ワーリー/Wari
カボネサ・ウー:ネット空間のスリル中毒者/Kabonesa Wu: Netspace Thrillseeker
タコービ/Takobi
コンガマトー/Kongamato
突発的創造性/Emergent Creativity
RNGキー/RNG Key
ナイトダンサー/Nightdancer
ジンジャ・シティーグリッド/Jinja City Grid
アイマー/Aimor
細菌プログラミング/Bacterial Programming
ジュア/Jua
脅威の評価/Threat Assessment
経済戦争/Economic Warfare
強制接続/Forced Connection
南サハラ同盟の承認/SSL Endorsement
NGOの最前線/NGO Front
大衆の関心の誘導/Distract the Masses
頂の会議/Council of the Crest
エクサー/eXer
フライデー・チップ/Friday Chop
納骨室/Crypt
企業の『助成』/Corporate "Grant"
居留守/No One Home
マラソン/Marathon
グバハリ/Gbahali
ホワイト・ハット/White Hat
クウィンダ K4H1U3/Kuwinda K4H1U3
ネクスト・サファイヤ/NEXT Sapphire
アナンシ/Anansi
コード複製システム/Code Replicator
逆感染/Reverse Infection
アズマリ • エドテック:未来の彫造/Azmari EdTech: Shaping the Future
マスプロ大学/Degree Mill
個人専用ポータル/Personalized Portal
武装脅迫/Armed Intimidation
死と税金/Death and Taxes
トロイの木馬/Trojan Horse
テクノコ/TechnoCo
悪魔と竜/The Devil and the Dragon
供給過多暗号/Glut Cipher
ノブケリー/Knobkierie
419:道徳心のない詐欺師/419: Amoral Scammer
信任状の改竄/Falsified Credentials
不正トレーディング/Rogue Trading
俺ならやれることだから/Because I Can
ニヤシア/Nyashia
コンシューム/Consume
マリア Z0L0K4/Malia Z0L0K4
停止スイッチ/Kill Switch
テンプス/Tempus
バイオドーム/Bio Vault
サダカ/Sadaka
無限許諾契約/Endless EULA
サンドマン/Sandman
アマーニ・セナイ/Amani Senai
SSOインダストリー:改革に燃料を/SSO Industries: Fueling Innovation
都市労働計画/City Works Project
オドゥドゥワ/Oduduwa
ラシーダ・ジャヒーム/Rashida Jaheem
ナルバーレの囁き/Whispers in Nalubaale
フリーダム・クマーロ:クリプト・アナーキスト/Freedom Khumalo: Crypto-Anarchist
トリパノ/Trypano
雑菌混入/Contaminate
横領/Embezzle
スリップストリーム/Slipstream
ラーンブ/Laamb
ゲブレセラシェ/Gebrselassie
コンパイル/Compile
論理爆弾/Logic Bomb
ジャックポット!/Jackpot!
遠隔執行/Remote Enforcement
カマーリ 1.0/Kamali 1.0
ファトゥマ管理人/Warden Fatuma
ウィルスの兵器化/Viral Weaponization
エンベロープ/Envelope
ムワンザ・シティーグリッド/Mwanza City Grid
通常の手順/Standard Procedure
吸入/Intake
マズビンゴ/Masvingo
監視マトリクスOverseer Matrix
カンパラの支配/Kampala Ascendent
ゼロ/Zer0
ムサージ/Musaazi
ヒッポ/Hippo
アミーナ/Amina
予算の流用/Diversion of Funds
PADコネクタ/PAD Tap
奪還/Reclaim
エンゴロ/Engolo
フレーム=アウト/Frame-out
ブラック・ハット/Black Hat
カシー回線/Kasi String
ネクスト・ダイヤモンド/NEXT Diamond
暴動の鎮圧/Riot Suppression
ムティ・ムウェクンドゥ:生命の改良/Mti Mwekundu: Life Improved
ムリンジ/Mlinzi
より良い市民番組/Better Citizen Program
市場介入/Market Forces
サーベイヤー/Surveyor
地位ある標的/High-Profile Target
偽の旗印/False Flag
チャンピオンデッキ(2015+2016)
コーポのチャンピオンデッキ
ハース=バイオロイド:未来を設計/Haas-Bioroid: Engineering the Future
NBN:メッセージの支配/NBN: Controlling the Message
促進βテスト/Accelerated Beta Test
衛星広告の試行/AstroScript Pilot Program
臨時ニュース/Breaking News
世界食料構想/Global Food Initiative
ニューアンゼルス警察との契約/NAPD Contract
ビール計画/Project Beale
ウィトルウィウス計画/Project Vitruvius
アドニスキャンペーン/Adonis Campaign
商業銀行家グループ/Commercial Bankers Group
イブキャンペーン/Eve Campaign
ジャクソン・ハワード/Jackson Howard
PADキャンペーン/PAD Campaign
感応放画俳優協会/Sensie Actors Union
アッシュ2X3ZB9CY/Ash 2X3ZB9CY
ブレイカーベイ・グリッド/Breaker Bay Grid
カプリース・ニセイ/Caprice Nisei
サイバーデックス・ウィルス・スイート/Cyberdex Virus Suite
ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour
サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid
保管済みメモリ/Archived Memories
閉鎖口座/Closed Accounts
情報交換/Exchange of Information
強烈なニュース/Hard-Hitting News
ヘッジファンド/Hedge Fund
精神心理学/Psychographics
視聴率調査週間/Sweeps Week
イーライ1.0/Eli 1.0
レジスター/Resistor
アークエンジェル/Archangel
エニグマ/Enigma
ポップアップ・ウィンドウ/Pop-up Window
トールブース/Tollbooth
チューリング/Turing
アーキテクト/Architect
コブラ/Cobra
イチ1.0/Ichi 1.0
イチ2.0/Ichi 2.0
ターンパイク/Turnpike
ランナーのチャンピオンデッキ
バレンシア・エステヴェス:カヤンベの天使/Valencia Estevez: The Angel of Cayambe
フィザード:マスターゲーマー/Whizzard: Master Gamer
口座の吸い上げ/Account Siphon
脅迫状/Blackmail
既視感/Déjà Vu
身内の恥/Dirty Laundry
従業員のストライキ/Employee Strike
まだましな事態/I've Had Worse
注入/Inject
クイーンズ・ギャンビット/Queen's Gambit
回収ラン/Retrieval Run
ネット接続眼球/Net-Ready Eyes
オベラス/Obelus
プラスクレート外殻/Plascrete Carapace
ターンテーブル/Turntable
デイリーキャスト/Daily Casts
データ漏洩逆流/Data Leak Reversal
ドラッグ売人/Drug Dealer
アースライズホテル/Earthrise Hotel
身代わり/Fall Guy
ハデスの欠片/Hades Shard
アイス彫刻家/Ice Carver
ジョシュア・B/Joshua B.
解放済み口座/Leberated Account
学外アパート/Off-Campus Apartment
パパラッチ/Paparazzi
お決まりのヤツ/Same Old Thing
掃除屋/Scrubber
通りの行商人/Street Peddler
テムジンとの契約/Temüjin Contract
無線ネットパビリオン/Wireless Net Pavilion
ファウスト/Faust
ミミック/Mimic
ペーパークリップ/Paperclip
ヨグ.0/Yog.0
テ”ウ”ィット”/D4v1d
データサッカー/Datasucker
メディウム/Medium
パラサイト/Parasite
プロジェニター/Progenitor
NISEI
ダウンフォール/Downfall
孤立/Isolation
デモリッシャー/Demolisher
チゼル/Chisel
スターゲート/Stargate
ウタエ/Utae
クライマックスの決戦/Climactic Showdown
フェンサー・フエノ/Fencer Fueno
虚無主義者
トリックスター・タカ/Trickster Taka
アズ・マキャフリー:メカの神童/Az McCaffrey: Mechanical Prodigy
常に二の矢を継げるよう/Always Have a Backup Plan
ブルーベリー!™ディーゼル/Blueberry!™ Diesel
フリップ・スイッチ/Flip Switch
ラッキーチャーム/Lucky Charm
マスターワーク(v37)/ Masterwork (v37)
ブガルター/Bukhgalter
“バクラン”・ボチキン/"Baklan" Bochkin
一流/The Class Act
ラット:フリーランスの倫理家/Lat: Ethical Freelancer
波に乗って/In the Groove
厳粛/Khusyuk
スペック・ワーク/Spec Work
スーパーコリドー/Supercorridor
ガウス/Gauss
ペランギ/Pelangi
レゼキ/Rezeki
芸術家/The Artist
ダイレクト・アクセス/Direct Access
再調整/Rejig
内部告発者/Whistleblower
ミラーモーフ:無限の反復/MirrorMorph: Endless Iteration
設計デプロイ試験/Architect Deployment Test
カルバンB4L3Y/Calvin B4L3Y
ナノ微細加工マトリクス/Nanoetching Matrix
ハーゲン/Hagen
フル稼働/Fully Operational
レッドレベル・クリアランス/Red Level Clearance
コールドサイトサーバー/Cold Site Server
ヒョウブ学会:絶対的明快/Hyoubu Institute: Absolute Clarity
ヤギ・ウダ計画/Project Yagi-Uda
チクリ!/Sting!
公衆健康ポータル/Public Health Portal
ストーゴチック共振器/Storgotic Resonator
サイセンタン/Saisentan
イメージの完成/Complete Image
レテイア・ニセイ/Letheia Nisei
リマスターエディション/Remastered Edition
デイリークエスト/Daily Quest
段階的サブスクリプション/Tiered Subscription
コングラチュレーション/Congratulations!
ルート・ボックス/Loot Box
フォーカス・グループ/Focus Group
ゲーム・オーバー/Game Over
ドロップ率上昇/Increased Drop Rates
投資信託の撤退/Divested Trust
SDS無人偵察機配備/SDS Drone Deployment
ラフネック修理部隊/Roughneck Repair Squad
アフシャー/Afshar
サンドストーン/Sandstone
トレバシェット/Trebuchet
セキュア&プロテクト/Secure and Protect
サービスの低下/Reduced Service
脆弱性の監査/Vulnerability Audit
CSRキャンペーン/CSR Campaign
ライム/Rime
マグヌム・オプス/Magnum Opus
労働者の権利/Labor Rights
クラウドファンディング/Crowdfunding
スロットマシン/Slot Machine
ボーダーコントロール/Border Control
適時の一般公開/Timely Public Release
塞栓/Embolus
- マグヌム・オプスのカードはFFGによって制作された公式なものですが、NISEIのリプリントにあたって非公式な和名がつけられました。
カードタイプ
ID/identity
計画書/agenda
任務/operation
資財/asset
強化/upgrade
アイス/ice*1
イベント/event
プログラム/program
リソース/resource
ハードウェア/hardware
サブタイプ
G-モード/g-mod
サイボーグ/cyborg
ナチュラル/natural*2
メガコーポ/megacorp
部署/division
研究/research
拡張/expansion
保安/security
構想/initiative
公共/public
取引/transaction
触法/gray ops
違法/black ops
ダブル/double
条件/condition
最終/terminal
報復/reprisal
トリプル/triple
待ち伏せ/ambush
敵対/hostile
施設/facility
幹部/executive
広告/advertisement
シスオペ/sysop
クローン/clone
人物/character
サイ/psi
企業/corporation
政治/political
連盟/alliance
警備プロトコル/Security Protocol
領域/region
外部/off-site
バリア/barrier
コードゲート/code gate
セントリー/sentry
トラップ/trap
バイオロイド/bioroid
デストロイヤー/destroyer
トレーサー/tracer
オブザーバー/observer
対人/AP
デフレクター/deflector
ネクスト/NEXT
ラン/run
破壊工作/sabotage
現状/current
先行/priority
アイスブレイカー/ice breaker
フラクター/fracter
デコーダー/decoder
キラー/killer
AI/AI
ウィルス/virus
デーモン/daemon
ステルス/stealth
コンソール/console
改良/mod
チップ/chip
装具/gear
武器/Weapon
リンク/link
サイバネティック/cybernetic
遠隔/remote
コネ/connection
仮想/virtual
仕事/job
場所/location
情報源/source
裏世界/seedy
豪勢/ritzy
クラン/clan
FFG産だがNISEIで日本語名をつけたサブタイプ
不正/illicit
ミシック/mythic
NISEI産サブタイプ
仲間/companion