アンドロイド:ネットランナー第2版: ルール解説- ランナーのカード
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コーポのカードについて
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アンドロイド:ネットランナーのルールについてご相談なさりたいことがあればお気軽にどうぞ。また、このブログのエラーなどお気づきの際はお教えいただけるとたいへん助かります。
公式リファレンスガイド
- リンク集
- アナーク
- クリミナル
- シェイパー
- 《ディーゼル/Diesel》
- 《索引付け/Indexing》
- 《改良済み/modded》
- 《評判/Notoriety》
- 《テストラン/Test Run》
- 《造物主の眼/The Maker's Eye》
- 《修繕/Tinkering》
- 《ディノサウルス/Dinosaurs》
- 《ラビット・ホール/Rabbit Hall》
- 《個人的接触/The Personal Touch》
- 《バタリング・ラム/Battering Ram》《ゴルディアン・ブレード/Gordian Blade》《パイプライン/Pipeline》
- 《イソップ質店/Aesop's Pawnshop》
- 《犠牲用装置/Sacrificial Construct》
コストとしてクリックを使用する(コロンの左側にクリックがある)消費型能力全般
他のアクションの解決中に使用できません。特に、ランの最中に使用できないことに気をつけてください。
- 「:効果」と書かれている能力は、アクションフェイズ中、そのプレイヤーがクリックを消費してどのアクションを実行するか選択している最中のみ使用できます。
- 要するに他のアクションを解決中にを消費することはできません。
- の他にもコストが要求される場合(「1, :効果」など)も、同様に、他のアクションを解決している最中に使用できません。
- 特にランナーの場合、これらの能力をラン中に使用できないことに気をつけてください。
アナーク
《レイナ・ローハ:自由の戦士/Reina Roja: Freedom Fighter》
「各ターン」について
- 各ターンという書き方は、ランナーとコーポの両方のターンを指します。
- 通常、コーポのターンにアイスがレゾされることはありませんが、効果によってそのような事態が発生した場合、コーポのターン中にも《レイナ・ローハ/Reina Roja》の能力が適用され、アイスのレゾコストは1増えます。
《解体ラン/Demolition Run》
これは、《罠!/Snare!》の効果を無視できません。また、インストール状態のアイスをトラッシュすることができません。
- 《解体ラン/Demolition Run》の使用中、「ランナーがアクセスした時」に発動条件が満たされるカード(《罠!/Snare!》など)にランナーがアクセスした場合、先にその「ランナーがアクセスした時」の効果を解決したのち、ランナーはそのカードをトラッシュするかどうかの判断を行います。
- サーバーを守っているアイスに対しランナーがアクセスを行うことはないため、《解体ラン/Demolition Run》の効果でインストール状態ないしレゾ状態のアイスをトラッシュすることはできません。
- 計画書にアクセスしたランナーはそれを盗まなければならないというルールがありますが、《解体ラン/Demolition Run》の使用中であるなら、ランナーはそのルールを無視し、アクセスした計画書をトラッシュすることができます。
- 《解体ラン/Demolition Run》を使用中のランナーが《ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour》にアクセスした場合、ランナーは《解体ラン/Demolition Run》の効果を必ず使用しなければなりません。
《回収ラン/Retrieval Run》
これを使ったランがアーカイブ以外のサーバーに向かい、それが成功したとしても、これの効果を得ることはできません。
- 《アグインフュージョン/AgInfusion》の能力などで、《回収ラン/Retrieval Run》のランがアーカイブ以外のサーバーへ向かうランとなってしまった場合、そのランが成功したとしても、《回収ラン/Retrieval Run》の効果を解決することはできません。なお、その場合は移動先のサーバーへのランが通常通り成功したものとして扱います。
- プログラムをヒープからインストールするのは、アーカイブへのアクセスを置換したことによる効果です。そのため、このときランナーはアーカイブのいかなるカードにもアクセスできません。アーカイブのカードをすべて表向きにすることもありません。
- 《回収ラン/Retrieval Run》を使用したランが成功した場合でも、ランナーはヒープのカードをインストールせずに、アーカイブとそのルートのカードにアクセスすることを選択できます。
《特異点/Singularity》
サーバー内にあるカードという言葉は、サーバーを守っているアイスを含みません。また、これを使ったランが最初に指定した遠隔サーバーとは違うサーバーに向かい、それが成功したとしても、これの効果を得ることはできません。
《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》
「使用する」とは能力を使用することであり、それをインストールすることを含みません。また、「ウィルスの」とは、ウィルスのサブタイプを持つカードという意味です。
- アイスブレイカーの能力を使う時に必要となるクレジットを支払うことができます。下記に留まりませんが、例としては以下の際に必要となるクレジットを《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》から支払うことができます。
- ウィルスでないアイスブレイカーをインストールするためのインストールコストを、《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》から支払うことはできません。
- ウィルスのカードとは、ウィルスのサブタイプを持つカードのことです(《データサッカー/Datasucker》など。カードタイプを表す「プログラム」のとなりに、コロンやハイフンで区切って「ウィルス」と書かれています)。それらのインストールコストを支払うことにも《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》を使用できます。
- ウィルスのカードの持つ能力を使用するために《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》は使用できません。
- ウィルスのサブタイプを持つアイスブレイカー(《クリプシス/Crypsis》や《アウマクア/Aumakua》など)に対しては、その能力の使用とインストールどちらにも、《サイバーフィーダー/Cyberfeeder》の再生クレジットが使用できます。
《脊髄モデム/Spinal Modem》
「使用する」とは能力を使用することであり、それをインストールすることを含みません。
《データサッカー/Datasucker》
《インプ/Imp》
《罠!/Snare!》を無視できません。
- 《インプ/Imp》がインストールされているさなか、「ランナーがアクセスした時」に発動条件が満たされるカード(《罠!/Snare!》など)にランナーがアクセスした場合、先にその「ランナーがアクセスした時」の効果を解決したのち、ランナーはそのカードをトラッシュするかどうかの判断を行います。
- クレジットプールが空のランナーが《ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour》にアクセスした場合、《インプ/Imp》を使えばその《ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour》をトラッシュできるという状況なら、《インプ/Imp》を使わなければいけません。
《ヘモリッジ/Hemorrhage》
HQからどのカードをトラッシュするかはコーポが決め、そのカードは裏向きにアーカイブに置かれます。
《掃除屋/Scrubber》
- 基本的に、コーポのカードのトラッシュコストを支払うことしかできません。
- たとえば、コストを払ってリソースの能力を発動した結果カードのトラッシュが発生した場合、それはあくまでリソースを使用したことと見なされ、カードのトラッシュにクレジットを使用したとは認められないため、そのためのコストを《掃除屋/Scrubber》から払うことはできません。
- クレジットプールに3しかないランナーが《ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour》にアクセスした場合、《掃除屋/Scrubber》の上の再生クレジットを使えばその《ムンバッド仮想ツアー/Mumbad Virtual Tour》をトラッシュできるという状況なら、《掃除屋/Scrubber》の再生クレジットを使わなければいけません。
クリミナル
《緊急シャットダウン/Emergency Shutdown》
「デレゾ」とは、レゾ状態のカードを非レゾ状態に戻すことを指します。また、アイスの上にあるトークンや搭載されているカードは、デレゾされた場合も取り除かれません。
《内部犯行/Inside Job》
最初にエンカウントしたアイスのサブルーチンをブレイクも解決もせず、ただちに通過することができます。「このアイスにランナーがエンカウントした時」の効果を無視できますが、「このアイスを通過した時」の効果は無視できません。また、これにより迂回されるアイスは、最外殻のアイスではありません。
迂回について詳しく知りたい方はリファレンスガイドか、ここを参照してください。
- 迂回されたアイスは直ちに通過されます。ただし、サブルーチンはブレイクされていません。そのため、サブルーチンがブレイクされなかったことを発動条件とするカードが発動する恐れがあります。
- 《トールブース/Tollbooth》《データレイブン/Data Raven》《ポップアップ・ウィンドウ/Pop-up Window》などが持つ、「ランナーがこのアイスにエンカウントした時」の能力は発動しません。
- 迂回は通過であるため、《カクゴ/Kakugo》を迂回したランナーは1ネットダメージを受けます。
- 意外と紛らわしいのですが、迂回するのは「最初にエンカウントするアイス」です。レゾされていないアイスにランナーはエンカウントすることがないことに気をつけてください。
- 例:《内部犯行/Inside Job》をプレイしているランナーに対し、サーバーを守っている非レゾ状態のアイスが2枚ある。コーポはそのうちの内殻のアイスに通常どおりランナーをエンカウントさせることができれば、ランを終了させる目論見が立っている。そうした場合、コーポはまず外殻のアイスをレゾすることで先に迂回を発動させ、そうしてからランナーを内殻のアイスをレゾしてエンカウントさせる必要がある。《内部犯行/Inside Job》は「最初にエンカウントするアイス」を迂回する能力であるため、今回2度目以降のエンカウントとなる内殻のアイスに対しては無力である。このことを忘れて、内殻のアイスだけレゾし、迂回されてしまうことがそのコーポにはよくあるのだ。
《ドッペルゲンガー/Doppelgänger》
《身内の恥/Dirty Laundry》の5を受け取ってから再びランすることも、受け取りを後回しにすることも可能です
- 《ドッペルゲンガー/Doppelgänger》がインストールされている状態で《身内の恥/Dirty Laundry》をプレイし、そのランが成功した場合、ランナーは先に《身内の恥/Dirty Laundry》を解決して5を受けとるか、それとも《ドッペルゲンガー/Doppelgänger》を使ってもう一度ランを行うか、どちらを先に解決するか選ぶことができます。《ドッペルゲンガー/Doppelgänger》を先に解決して得た2度めのランが失敗したとしても、1度めのランが成功し、その成功後であるという状況は立ち消えていないので、2度めの失敗したランの終了後、《身内の恥/Dirty Laundry》からクレジットを受けとることができます。
《HQインターフェース/HQ Interface》
- 「カードにアクセスするたび/Whenever you access cards」とは、リファレンスガイドにあるランのタイミング構成でいう[5.5]の時点に到達することを指します。
- カード1枚にアクセスしたのだから追加で1枚アクセス、追加で1枚にアクセスしたのだからさらに追加でもう1枚アクセス、こうして無限に…というわけにはいきません。
- これが1つあればHQへのアクセス時に2枚アクセスとなり、3つあれば4枚アクセスになります。
《フェアリー/Faerie》
- 《フェアリー/Faerie》を使用したあとに発生する自己トラッシュは効果であり、コストではありません。
《ファム・ファタル/Femme Fatale》
迂回時に、これの強度を上げる必要はありません。迂回とは、エンカウントしたアイスのサブルーチンをブレイクも解決もせず、ただちに通過することです。また、「このアイスにランナーがエンカウントした時」の効果を無視できますが、「このアイスを通過した時」の効果は無視できません。
迂回について詳しく知りたい方はリファレンスガイドか、ここを参照してください。
- 迂回した場合、《トールブース/Tollbooth》《データレイブン/Data Raven》《ポップアップ・ウィンドウ/Pop-up Window》などが持つ、「ランナーがこのアイスにエンカウントした時」の能力は発動しません。
- 迂回は通過であるため、《カクゴ/Kakugo》を迂回したランナーは1ネットダメージを受けます。
- 《ファム・ファタル/Femme Fatale》のインストール時に発動する条件節能力でこのさき迂回したいアイスを選択するとき、そのアイスがセントリーである必要はありません。
- 選択できるアイスはインストール状態であればよく、レゾされているかどうかは関係ありません。
- 迂回するとき、《ファム・ファタル/Femme Fatale》の強度を、迂回するアイスの強度以上にする必要はありません。
- どのアイスを選択したか忘れないようにするため、リファレンスガイドでは、プレイヤーの用意した補助トークンを使用してもよい例として《ファム・ファタル/Femme Fatale》が挙げられています。
- コーポはインストールアクションで《ファム・ファタル/Femme Fatale》に選ばれたアイスを一度トラッシュすれば、そのアイスはもはや「《ファム・ファタル/Femme Fatale》に選ばれたアイス」ではなくなります。その後《保管済みメモリ/Archived Memories》などでそのアイスをHQに戻し、ふたたびインストール、レゾすることで一応は復活させることができます。
《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》
最終的にHQへのランの成功と見なし、アーカイブへのランの成功は置換によって立ち消えます。また、アーカイブ以外へのランとなった場合は、発動しません。
- 《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》の能力を使った上での「アーカイブへのランの成功」は「代わりに」の言葉によって「HQへのランの成功」に置換されます。
- そのターン、まだHQへのランが成功していないのであれば、《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》のランの成功によって、ランナーは《ガブリエル・サンチャゴ/Gabriel Santiago》から2を得て、そのままHQのカードにアクセスできます。
- ただし、本来アーカイブへのランの成功によって起こりえたあらゆる効果を受けることができません。これはアーカイブへのアクセスができなくなることに留まりません。
- 《アグインフュージョン/AgInfusion》の能力などで、《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》のランがアーカイブ以外のサーバーへ向かうランとなってしまった場合、そのランが成功したとしても、《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》の「成功した場合、」の効果を解決することはできません。なお、その場合は移動先のサーバーへのランが通常通り成功したものとして扱います。
《銀行作業/Bank Job》
これを使用して0クレジットを受けとることができます。また、複数のこれがインストールされている場合でも、1つまでしか発動できません。
- 遠隔サーバーへのランが成功した時、そのサーバー内のカードにアクセスする代わりに、《銀行作業/Bank Job》の上にある0クレジットから8クレジットまで、ランナーの望むだけの額を受けとることができます。
- このゲームにおける「任意の数」は、常にゼロを含みます。
- 《銀行作業/Bank Job》が複数インストールされている場合、遠隔サーバーへのランの成功を置換して能力を解決できるのは、そのうちの1つだけです。3つインストールされているからと24クレジットまとめて、とはいきません。
- 「代わりに」による置換は、常に1つの効果へとしか置換できません。
- 《アグインフュージョン/AgInfusion》の能力などで、遠隔サーバーへのランが中央サーバーへ向かうランになってしまった場合、その成功を置換して《銀行作業/Bank Job》を使うことはできません。ただし、移動先もまた遠隔サーバーであった場合は、《銀行作業/Bank Job》を使えます。
- 同様に、中央サーバーへのランが遠隔サーバーへのランになった場合も、《銀行作業/Bank Job》を使えます。
《隠れ家/Crash Space》
- 最高3点までのミートダメージを妨害できます。妨害可能な効果が発動したときのみ、妨害能力を発動させることができます。
- この記述は、同時に4点以上のミートダメージを与えられた場合に妨害できないという意味ではありません。コーポが4点のミートダメージを与えた場合に《隠れ家/Crash Space》を発動させると、ミートダメージは3点まで妨害され、ランナーは1点のミートダメージを受けます。
- コーポが2点のミートダメージを与えた時に《隠れ家/Crash Space》をトラッシュしてその2点を妨害した場合、続けて発動する《洗浄屋/The Cleaners》からの追加の1ミートダメージをその《隠れ家/Crash Space》で妨害することはできません。
《身代わり/Fall Guy》
- ランのタイミング構成[2.3]のアイスがレゾされた直後か、あるいランのタイミング構成[5.3]において《燻製ニシン/Red Herrings》がレゾされた直後に、ランナーがもっとクレジットが必要だと感じた場合、ランナーにまだ消費型能力を使用可能なウィンドウが残っているため、《身代わり/Fall Guy》を使用できます。
- ランナーがアクセス中の《ニューアンゼルス警察との契約/NAPD Contract》を盗むための追加コストを工面するために、《身代わり/Fall Guy》をトラッシュすることはできません。
- いくつかの根拠があります。まず、ランのタイミング構成上、できません。
- あるいは、あるカードの効果の解決中、他のカードの消費型能力を割り込ませることは「妨害する」か「回避する」の記述がないかぎり、できません。
- もしくは、コストは常に、一度にまとめて払われなければいけません。
- あるいは、あるカードの効果の解決中、他のカードの消費型能力を割り込ませることは「妨害する」か「回避する」の記述がないかぎり、できません。
- いくつかの根拠があります。まず、ランのタイミング構成上、できません。
- 消費型能力を発動させるためのコストに自己トラッシュを含むリソースはいくつもありますが、その自己トラッシュを妨害した場合、コストが適切に支払われなかったとして、その能力は発動しません。
- 例:ランナーは《専属対応チーム/Dedicated Response Team》による2ミートダメージを、《隠れ家/Crash Space》を発動させることで妨害しようとした。その際、さらに《身代わり/Fall Guy》を発動して《隠れ家/Crash Space》のトラッシュを妨害した。これにより《隠れ家/Crash Space》のコストが適切に支払われなかったため、その3ミートダメージまで妨害する効果は発生しなくなる。ランナーは通常どおり2ミートダメージを受け、《身代わり/Fall Guy》も無駄遣いする結果に終わる。
シェイパー
《ディーゼル/Diesel》
- スタックが残り2枚の場合でも、その2枚を引くためにプレイすることができます。これはあらゆるランナーのドローカードについて同じです。
- 通常、プレイヤーはカードの効果を解決できない場合にそのカードをプレイすることはできませんが、完全に解決できずとも、部分的に解決しているのであれば認められる場合があります。
- コーポがR&Dに残り2枚の状態で《密告/Anonymous Tip》の3枚ドローの能力を使ったら、ただちに敗北しますが、ランナーはスタックが空になっても何も起こりません。
《索引付け/Indexing》
- 《索引付け/Indexing》のランがR&D以外のサーバーへ向かうランとなってしまった場合、そのランが成功したとしても、《索引付け/Indexing》の能力を解決することはできません。なお、その場合は移動先のサーバーへのランが通常通り成功したものとして扱います。
《改良済み/modded》
- 初期のカードであるせいか記述が不完全で、どの領域にあるハードウェアやプログラムをインストールできるのか書いてありません。ですが、後に印刷された《Career Fair》の記述より、グリップからのみプログラムやハードウェアをインストールすることが可能であると考えられます。
《評判/Notoriety》
これを得点エリアに加えることは、盗むことでも得点することでもありません。
- カードを計画書として得点エリアに「加える」行為は、計画書を「盗む」「得点する」行為と明確に区別されます。
- 《評判/Notoriety》を得点エリアに加えることは、計画書が盗まれたり得点されたりすることではないので、《ジンテキ:個人改革/Jinteki: Personal Evolution》の能力は発動しません。
- 《評判/Notoriety》を得点エリアに加えたとしても、《懲罰的反撃/Punitive Counterstrike》に、盗まれた計画書の点数としてカウントされません。
- 《計画停電/Rolling Brownout》のような現状/Currentの任務は、計画書が盗まれたわけではないのでトラッシュされません。
- 盗んだ時、の条件は満たされないため、これを得点エリアに加えるかわりに《ターンテーブル/Turntable》を使ってコーポの得点エリアの計画書と交換することはできません。
- 得点エリアにある《評判/Notoriety》はもはやイベントではなく「1点の価値を持つ計画書」に変換/conversionされているため、それを《データ売人/Data Dealer》のように計画書の放棄が必要な能力を発動するためのコストとして利用できます。
《テストラン/Test Run》
スタックを探したなら、可能ならプログラムを見つけなければいけません。また、場に出ているカードがトラッシュされたあと、捨て札置き場にあるそのカードは、場にあった時のものとは別のものとして扱われます。
- うっかりして、スタックを探した(サーチした)にも関わらず本来探したいプログラムがなかった場合でも、一度スタックを探したのであれば、不要であろうとなんらかのプログラムを見つけなければいけません。
- スタックにプログラムが1枚でもあるのなら、「見つからなかった」と宣言することはできません。何かをインストールしなければいけません。
- それでも見つからなかった場合、スタックをただシャッフルして終わります。
- スタックにプログラムが1枚でもあるのなら、「見つからなかった」と宣言することはできません。何かをインストールしなければいけません。
- ヒープの中身は公開情報で、各プレイヤーはいつでも確認できるため、最初にヒープを探したにも関わらず目当てのプログラムが見つからなかったからと、スタックを探しにかかることは問題ありません。記憶が曖昧であればまずヒープを探しましょう。
- 「すべてのコストを無視」という記述は、プログラムのメモリコストを無視できません。
- トラッシュされたカードは別物になることから、《テストラン/Test Run》で探したプログラムがそのターン中に1度トラッシュされた場合、そのプログラムをふたたびインストールしたとしても、ターン終了時にスタックの一番上に加える必要がなくなります。
- やたら長い例:ランナーは《テストラン/Test Run》をプレイし、《ペーパークリップ/Paperclip》をスタックから探してインストールした。
- 次にインストールアクションを起こし、さっきの《ペーパークリップ/Paperclip》をトラッシュして《ゴルディアン・ブレード/Gordian Blade》をインストールする。
- そしてランを行い、バリアにエンカウントすると、ヒープから《ペーパークリップ/Paperclip》をインストールし、ランを成功させた。
- そのターンの終了時、《ペーパークリップ/Paperclip》はもはや《テストラン/Test Run》と関係がなくなっているため、スタックの一番上に戻らない。
《造物主の眼/The Maker's Eye》
- 《造物主の眼/The Maker's Eye》のランがR&D以外のサーバーへ向かうランとなってしまった場合、そのランが成功したとしても、《造物主の眼/The Maker's Eye》の効果を解決することはできません。なお、その場合は移動先のサーバーへのランが通常通り成功したものとして扱います。
《修繕/Tinkering》
- 非レゾ状態のアイスにも使用できます。
《ディノサウルス/Dinosaurs》
アイスブレイカーをこれの上に搭載したいのであれば、そのアイスブレイカーより先にこれがインストールされている必要があります。すでに他の場所にインストールされているアイスブレイカーをインストールアクションによって移し替えることはできません。
搭載について、詳しくはリファレンスガイドを参照。
《ラビット・ホール/Rabbit Hall》
《個人的接触/The Personal Touch》
搭載について、詳しくはリファレンスガイドを参照。
《バタリング・ラム/Battering Ram》《ゴルディアン・ブレード/Gordian Blade》《パイプライン/Pipeline》
《イソップ質店/Aesop's Pawnshop》
- 《イソップ質店/Aesop's Pawnshop》によるトラッシュを(《ダミーボックス/Dummy Box》などで)妨害した場合、クレジットを得ることができなくなります。
- 「Xすることで、Yを得てよい」のXはコストです。この場合のXが妨害された時、Yは得られません。
《犠牲用装置/Sacrificial Construct》
- 《フェアリー/Faerie》の能力を使用した後のトラッシュは効果でありコストではないため、《犠牲用装置/Sacrificial Construct》でトラッシュを妨害することで、引き続き《フェアリー/Faerie》を使用できます。
- 能力を発動させるために必要なコストとしてのトラッシュは、コロンの左側でマークか、「トラッシュすることで~してよい」という記述で表現されます。
- 「トラッシュする。/トラッシュしてよい。」といった記述ののち「そうした場合、」と書かれている場合、トラッシュはコストではありません。にも関わらず、そのトラッシュを妨害したのであれば、「そうした場合、」以降の効果を受けることはできなくなります。